元教え子に復縁を迫って脅迫メールなどを送ったとして、現職の校長が逮捕された。しかも逮捕されたのは、卒業式で「自覚と責任ある行動を」と卒業生を励ました直後だ。この校長名の卒業証書を受け取った生徒たちはたまったもんじゃない。
埼玉県川口市・市立川口高校の市川和夫校長(56)は、6年前に教頭として勤務していた別の高校で、当時2年生だった生徒と関係をもち、卒業後も嫌がる女性を脅す形で続けていたという。女性の様子から最近になって、これに気づいた家族が警察に届けて、逮捕となった。
メールは校長室のパソコンからで、内容は「何があっても知らないよ」「(女性の交際相手を)知ってる。人を殺すことは平気だよ」といったもの。手紙では、「私生活をばらす」などとも書いていた。
一方で市川容疑者は、明るい先生で知られていて、本職の方でも独自の「特待生制度」を導入するなど意欲的だったという。卒業式でも「人間関係が希薄になっている。ともに高め合う人間関係をつくろう。自覚と責任ある行動を」と話していた。
これを紹介したみのもんたは、「なにを高め合うんだ」「お前のことだよ」とかんかん。
久しぶりに出演の小宮山洋子(民主党)は「勉強を教えてやるといって、そういう関係になった、青少年淫行条例に触れてますよ。これが校長だなんて許せない。この校長の名前の卒業証書もらった方もたまらない」
末吉竹二郎は、「言葉は力なりというけれど、人は言った言葉にしばられるもの。ところがこの人は言ってることとやることが正反対」
「教師って聖職でしょ」とみの。
「そうですよ。校長先生なんて、尊敬されるべき存在ですよ」(杉尾秀哉)
「教育委員会なり校長会なりが、そういう文化をつくる努力をしてきたかどうか」
先生も人である以上、ふらちな人間がいても当然だろうが、教育関係ではこのところ妙なことが多すぎる。わいせつ行為、セクハラ、酒気帯び運転、窃盗…
「忙しくてストレスがあるのはわかるが、別の方へいってはいけない」(小宮山)
みのは「泣き寝入りなんてのもあるんじゃないかなぁ」