婚前ハワイ旅行から帰国し急遽入籍が延期となった王理恵さん(37)が2007年12月25日、記者団に延期の「真相」を語った。理恵さんはプロ野球ソフトバンクの王貞治監督の次女、「お相手」は朝青龍を精神科医として診察し、「包茎手術のカリスマ」としても知られる本田昌毅医師(37)だ。
理恵さんが結婚延期を本田医師に申し出たのはハワイからの帰国の機中だ。旅行中に積み重なった「小さな疑問点」がふくらんでいた。そして帰りの機中で読んだ本田医師に関する週刊誌記事も多少影響したようだ。記事は、本田医師と女性患者とのセクハラ疑惑を報じていた。
当初、入籍を延期した理由については「急な1月入籍・挙式の日程では、お世話になった人へのあいさつが不十分で失礼にあたるため時間をかけて云々」との報道が主流だった気がするが、どうも全く違うようだ。
では、理恵さんがいう「積み重なったこと」とは何か。「一緒に時を過ごしていなかった」「相手のことを見てなかった」「例えば食べるときに何を選ぶかとか」「直せるものです」。説明を聞いてもよく分からない。何かハタから見るとムカつく「クセ」のようなものを言おうとしているのか。理恵さんは本田医師にこの点を伝え、本田医師から「自分で思ったこともある。言ってくれてありがとう」と言われたそうだ。
本田医師はどうか。番組の電話取材に答えた。「ボクは待ってる」「ショックだった。頭が混乱している」「理恵ちゃんそのものを愛している」。
「愛している」と言われた理恵さん。25日会見では「愛しているか」の質問に「すごいこと聞きますね」「そうですねえ」とえらく回答まで時間がかかった。結局「時間をかけて考え直したい」。公式見解は「前向きな延期」だそうだが、会見映像を見る限り「成田離婚」ならぬ「成田破談」になってしまったように見えた。放送する映像部分の選択問題もあるのだろうが「前向き」感は伝わってこなかった。
包茎手術やセクハラ疑惑に関する理恵さんへの事前説明の有無ははっきりしなかった。が、テリー伊藤は「オレにはこんな過去があると言っておくべきだった」「(本田医師は)うろたえている」と批判した。
結局よく分からないがセクハラ疑惑は小さくない要因に思える。まさか本田医師がハワイで「披露」した「クセ」って・・・、などと想像を書くのはよろしくない。「大したことない」理由なら公表した方がすっきりするのではないか。「バンソウコウ(元)農水大臣」が身をもって示してくれた教訓のような気もする。