九州で本場所が行われているのに、大相撲の話題は土俵外がビッグ。忘れかけていた幻の横綱朝青龍のすったもんだ。日刊スポーツのスクープから頂いたネタだ。
なんといま現在、興行ビザが切れていて土俵入りしたら「不法就労」になってしまう・・・
母国に“逃亡中”の横綱が黒星どころか、法的に拘束されてしまう。
スパモニは「おやおや」といいながら「ホントだったらおもしろーい」てな調子で取りあげた。この「笑えない話」にスタジオの面々は控え目ながらみんな笑顔だった。
モンゴルで謹慎中の横綱朝青龍。日本で仕事をするために必要な興行ビザを更新せず、9月2日で切れていた。ということは、来日はできても就労はできない。
就労ができないと、冬巡業はもちろん、復帰予定の来年初場所にも出場できない・・・
興行ビザ=演劇、園芸、演奏、歌謡、舞踏、スポーツ等の興行に係る活動を行うための就業ビザ。―――食べるピザではありません。
日本相撲協会はあわててビザ申請するそうだが、関係者の話っぷりがこれまた痛烈だ。
「今度も個人的な理由で巡業に出場できないなら、角界を辞めるしかないだろう。あんなバカなことがあるか」大島巡業部長(元大関旭国)
「巡業に間に合わないならクビだ」(師匠の高砂親方・元大関朝潮)
どうしてこうなったか?理由というとビザ関係は朝青龍の個人マネジャーが一切管理していたが、更新時期に本人がマンションで籠城中!だった。
「こういう大事なことは雇い主の協会や親方が管理すべきなのに、無責任ですね」(吉永みち子)
状況として朝青龍は知名度があり、高額の税金納税者とあって特例が認められる可能性が高いという。
「彼はまた何とかなると思ってしまうんだ」と吉永みち子は特例扱いに皮肉コメント。
小木逸平アナの“捨てゼリフ”が決まった。
「モンゴルで狼狩りしている場合じゃないよ」