赤江アナ、亀田家に同情「ここまで断罪されるべきなの?」

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   ふてくされた父に無言の息子。「稚拙な謝罪会見」(伊集院光・談)に、世間様の非難の炎がゴーゴーと燃え盛る。

スポーツのルールで処罰されるは当然でしょうが・・・

   この父親、信条のひとつは「命がけで子供を守る」だそうだ。ならば、不本意にも会見にかり出されたという態度で、一抹のプライドを保つよりほかに、やるべきことはなかったんだろうか。

   亀田問題には比較的おとなしかったスーパーモーニングも、日を追ってヒートアップしてきた。「親子“暴走”の原点」と称して、父名義の著書を紐解き、出身地の大阪で知人や近所の話を聞いて回る。黒とも白とも、どうとでも取れる記述・エピソードをとらえて、「ここにも黒がありました」。過去を振り返るときの視力はいつも2.0なのだ。

   精力的な取材からスタジオに戻り、「亀田家、とーんでもない」的怒声を発するのは、リポーターの井口成人。ワイドショーにおいて、リポーターの「事実と意見」バランスの理想がどうあるべきなのかよくわからないが、この人は調和を欠いてる気がする。迷惑な若者糾弾シリーズでお馴染みの、無芸な、怒りの一方的発露。

   特別出演のスポーツライターも涙を流さんばかりに興奮して言う。「本当にひどい!」「ボクシングを愛してる私には許せない」

   筆者的にはなにか居心地の悪さを感じ、そして不愉快になりつつあったが、赤江珠緒キャスターのおかげで、その思いは多少中和された。

   「(亀田大毅の)反則はスポーツのルールにのっとって処罰されるのは当然でしょうが、家族形態も含めて、ここまで社会的に断罪されるべきなのか――と、私はいまでも思ってます」

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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