世界タイトルマッチ戦で破天荒な反則を行った亀田一家に、日本ボクシングコミッション(JBC)の判定が下った。
今朝の『とくダネ!』には、元WBC、WBA世界チャンピオンで東日本ボクシング協会の大橋秀行会長が生出演。処分は軽かったのか重かったのか。カメたちは首をすくめて反省するか。どうなる今後の亀田家?
JBCの処分は、父親の亀田史郎氏がセコンドライセンスの無期限停止、大毅はボクサーライセンスの1年間停止、長兄の興毅は厳重戒告処分。
この処分に昨日(10月15日)深夜、史郎氏が各報道機関にFAXでコメントを出した。そこには「自分の受けた処分については納得しています。自分と大毅は反則行為に関して深く反省しています。ただ、成長期にある18歳の大毅にとって、1年間のライセンス停止はあまりにも長いと思います」とあり、多少"反抗"の気持ちもうかがえる。
では、処分を「重い」と見るのか、「軽い」と見るのか。
元世界スーパーウエルター級王者の輪島功一氏は「がんばる若者の芽を摘みたくないですね」、元WBA2階級制覇の戸高秀樹氏も「セコンド資格の無期限停止ということは、選手は他のトレーナーにかえざるを得なくなり(スタイルが変わるので)パニックになる」と、いずれも重い処分と見ているようだ。
番組が行った100人アンケートでは「妥当」61人、「軽い」25人、「重い」14人だった。ところが、「今後、亀田家の試合をみたいと思うか」には、100人全員が「見たい」と答えている。亀田家の"末路"をみたいのか"頑張る姿"を見たいのか定かでないが、亀田家が今後どうなるのか興味は尽きないようだ。
そこで番組は最後に、亀田家の今後について・・・。大橋会長によると、大毅は自主トレという感じで自宅でのトレーニングを認めてきたが、今後は自宅での練習はできなくなり、協栄ジムで練習することになる。一方、史郎氏についてはセコンドに入れず、練習指導も禁止されるという。
史郎氏のジム・ワーク禁止について大橋会長は「ボクは米倉ジムで、米倉会長がいないと不安になりましたね。やはり選手のダメージが大きい」とか。といって何をすれば無期限停止が解除になるのかの規定はない。
過去に7年目で解除になったケースがあるというのだが、何を持って解除の判断を行うのか、キャスターの小倉智昭は「息子次第ということなるのですかね~」。