ワイドショーの定番のひとつ、「毒キノコ」ネタ。スタジオに迎えた菌糸学者がウンチクを語る。そして、つい先月も青森市の青果店で誤って販売されていたウラベニホテイシメジとクサウラベニタケ(毒)の実物がお目見えした。
両手に真偽ふたつのキノコを手にした赤江珠緒キャスターは「わからないですよね」と首を傾げるが、しかし、「見分けるポイントがあるんですよ」。ここまでは“予定稿”通りだったはずだ。
「カサに光沢があるのと…『エ』を押してごらんなさい」
赤江は「『エ』を!? こうですか???」と言って、カサの部分を押した。鳥越俊太郎が苦笑しながら、「コレ」と軸の部分を指す。
ニセモノの方が柔らかいらしいのだが、赤江によると「センセイ、これはほとんどわからない」
こうして、途中にちょっとしたコースアウトがあったのもの、最終的に「素人判断は危険だ」という、いつも通りの着地点に落ち着いた。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト