厚労省役人がウィキペディア「長妻昭」にカキコミ?

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   閲覧者が中身を書き込んだり、自由に編集できるインターネット上の百科事典「ウィキペディア」。渦中の厚生労働省の役人が、職場のパソコンを使ってこのウィキペディアに誹謗・中傷の文言を書き込んでいる問題が浮上。『スパモニ』でも取り上げた。

これを書き込んだ役人は雑誌にアルバイト原稿を書いてる人

   被害を受けているのは、年金問題を掘り起こした民主党の「ミスター年金」こと長妻昭衆院議員。ウィキペディアの長妻氏のページに「質問文書に対する(厚労省の)答えをもとに週刊誌のインタビューに応じており、カネ稼ぎしている」などと書き込まれた。

   内容やIPアドレスから、書き込みの主が厚労省の役人であることはほぼ確実で、長妻氏に対するこうした誹謗・中傷の文言は相当数あるといわれている。

   インターネットが悪用され、さまざまな社会問題を巻き起こしているが、もし事実ならば、国家公務委員が顔を隠して卑劣な誹謗・中傷するとはあきれる。

   週刊朝日編集長の山口一臣は「週刊誌の編集に携わる者として言わせてもらえば、質問文書をもとにインタビューに応じるなんてありえません。これを書き込んだ役人は、雑誌にアルバイト原稿を書き、普通より多額な原稿料をもらっている人。自らアルバイトを告白しているようなものだ」。

   これには舛添厚労相も「バカなことしてないで書き込みする時間があるなら職務に励んでほしい」と憤慨。「事実関係を現在調査中で、やった本人が分かれば厳正に処分する」と明言した。

   国民生活に密接な官庁でありながら、公害やら薬害やら過去さまざまな問題をおろそかにしてきた厚労省。遅まきながら、総ドブさらいを舛添大臣に期待したい。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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