野菜代高騰から家計を救う「節約野菜」は◯◯でした。春野菜の見極め方&コスパレシピをプロに聞いてみたよ

物価高や寒波による育成不良などの影響で、野菜の価格もかなり高騰しています。新年度の家計を直撃する由々しき事態ですよね……。

できるだけ長持ちする“節約野菜”を購入して、日々の食費を上手にやりくりしたいところ。

今回は野菜の目利きのプロ・本多諭さんが伝授する、“節約野菜”の見極め方や、こんな時代にも比較的お得に買える春野菜を教えてもらいました。

節約するなら…狙い目は根もの


旬の野菜が安いと思われがちですが、不作などの影響で、価格が不安定になることも多いそうです。

そこで注目したいのが、ジャガイモやニンジン、レンコンなどの“根もの野菜”。気候の影響を受けにくく、一年を通して価格が安定しています。さらに保存がきくので、まとめ買いしておくのもいいですよ。


きのこ類やもやしといった工場野菜も価格変動が少なく安定的。特にもやしは安価で買えるので積極的に取り入れたいですね。

賢い保存法で大型野菜を活用


次にキャベツなどの大型野菜。小分けタイプだと昨年と比べて数倍の価格になっている野菜も多いようですが、まるごと1個単価で考えれば、大型野菜はお買い得です。

出典:キユーピーサラダファーストプロジェクト


特に春白菜や大根は比較的価格が安定しています。本多さんのオススメは、甘みの増した春白菜を生で味わうこと。一皿でボリュームたっぷり、食べ応えもある鶏ササミや調味料、ドレッシングを和えた「春白菜と鶏ささみのパワーサラダ」は節約レシピとして食卓でも活躍します。

サラダや炒め物などのほか、余った分は冷凍保存しておくと味の染み方がよくなり、スープや煮物に使いやすくなりますよ! 使いきりテクニックを活用すると賢く食べられます。

今が買いどき! 春野菜の見極め方


いまが旬の春野菜はぜひ食卓に取り入れたいですよね。なるべく良質なものを見極め、長持ちさせるのがポイント。

春から初夏にかけて旬を迎える新ジャガイモは、皮が薄く、大きすぎず小ぶりなものがベストです。また、しなびたような柔らかいものは避けましょう。


ブロッコリーは2026年度から農林水産省が定める指定野菜に仲間入りする予定。安定した価格でいつでも食べられるようになる野菜なのでいまから注目しておきたいところ。

全体的に緑色が濃く、つぼみが密集して硬く引き締まっているものを選びましょう。茎に空洞がないものが新鮮で、しっかりと茎が残っているとさらに劣化しにくいそうですよ。

ちなみに大きいほど食感が柔らかく甘みが強いので、好みで選んでみて。


冬が旬の小松菜ですが、実は通年収穫できるため、安定して流通しています。

そして価格面、栄養面どちらも優秀なため、ぜひ注目しておきたい野菜です。葉が濃い緑色で肉厚、ピンと張っているもの、茎はなるべく太いものが良質。

節約野菜を見極めて価格高騰を乗り切ろう


高騰が続く野菜ですがプロの目利きの技を取り入れて、お得に賢く使うのは大正解! おうちごはんで旬の野菜が楽しめそうです。

本多 諭(ほんださとし)
慶応義塾大学卒業。株式会社紀ノ国屋を経て、大田市場で野菜の仲卸業を 70年以上営む、家業の株式会社大治(だいはる)代表取締役社長。青果物の流通のプロとして産地の開拓など「質の良い野菜」にこだわり、旬野菜やトレンド野菜についても広い知見をもつ。

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文・gaku.kubota

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