小分けにして冷凍保存を!旬のパセリの香りを楽しむ「パセリバター」が万能だ〜|キッチンにひと工夫

料理家の松本日奈さんが、キッチンにまつわるあれこれをつづる連載「キッチンにひと工夫」。
今回のテーマは、いろんな料理に使える万能な「パセリバター」です。
いつもの料理をプロ並みにしてくれる
「エスカルゴバター」をご存じですか?
フランス・ブルゴーニュ地方の名物、エスカルゴ料理に使われることから「ブルゴーニュバター」とも呼ばれます。
細かくしたパセリとにんにくなどを混ぜてつくりますが、今が旬のやわらかく香り高いパセリだけでもじゅうぶん美味しい。
今回はそんな「パセリバター」と、アレンジ例として旬の新玉ねぎと楽しむひと品をご紹介します。
このバター、肉や魚、春が旬の貝類、温野菜などにもぴったりなんですよ〜!
パセリバター
<材料>
・無塩バター…80g
・パセリ…3本分
・塩…小さじ1/3
・こしょう…少々
<つくり方>
1. バターは室温に戻してやわらかくしておく。刻んだパセリ、塩、こしょうを加えて全体をよく混ぜる。
2. ラップに包んで棒状にし、冷蔵庫で冷やす。使うときは1cm幅くらいにカットすると扱いやすい。
新玉ねぎのパセリバター焼き
シンプルに焼いただけの新玉ねぎにパセリバターをのせたら、彩りもよくバターの旨みが玉ねぎに染みて最高の美味しさ。
じゃがいもやかぶ、アボカドなどなんでも美味しく食べられます。
<つくり方>
1. 新玉ねぎを縦半分に切り、皮をむいて、断面に包丁で切り込みを入れる。
2. 断面を上にして耐熱容器に並べ、パセリバターをのせる。180℃のオーブンで30分ほど焼く。
多めにつくって、冷凍庫に常備しておいて
パセリバターは、いつもの料理にちょっとリッチな風味を加えたいとき、本当に便利。
使いやすいサイズにスライスして、冷凍しておくことも可能ですよ。
その場合、バターに冷凍庫内の香りが移らないよう、まとめてではなくそれぞれをラップに包んで保存してくださいね。
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文・松本日奈
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