お弁当のおにぎりを包むならコレがおすすめ。4時間後の状態を比較してみたら…

※本記事は2024年3月19日の記事を再編集して掲載しています。
Text and Photographed by 渡辺 文芽
以前紹介した、おにぎりの包み方の検証記事では、おいしさをキープできる包装はダントツで「アルミホイル」という結果になりました。
でも、アルミホイルでおにぎりを包むとごはんやのりがくっついてしまう……という悩みも。
そこで、「おにぎり専用のホイル」を使ってみることに。専用ホイルは普通のアルミホイルとどう違うのでしょうか?
ごはんやのりのくっつきやすさや包みやすさ、包んでからのおいしさなどを徹底比較しました!
ごはんがベタつかない!くっつかない!
旭化成「クックパー おにぎり包みシート 25cm×5m」431円(税込)※Amazon価格
使用したのは旭化成の「クックパー おにぎり包みシート」

左:おにぎり包みシート、右:アルミホイル
表面はアルミホイルと同じ素材ですが、広げて触ってみるとゴワっとした厚手のアルミホイルという感じです。

左:クックパーおにぎり包みシートの裏面、右:アルミホイルの裏面
裏返してみると普通のアルミホイルとは違い、すべすべとしていて薄手のクッキングシートのような手触り。
おにぎりと接する面はシリコーン加工がされていて、アルミホイルとの2枚重ねの構造になっています。
おにぎり包みシートの説明書きを読むと、「水分を逃さないアルミホイルと水分を通すシートのWシート効果で、おにぎりの湿気を適度に吸い取っておいしさをキープできる」とのこと。
これはごはんがくっつかないだけでなく、おいしさの面でも期待できそう!
実際におにぎりを包んでみた
その実力を確かめるべく、「のりを巻いていない」ものと「巻いた」三角形のおにぎりを用意。
それぞれ「シワを寄せないアルミホイル」「シワを寄せたアルミホイル」「おにぎり包みシート」に包んで4時間を目安においてみました。
アルミホイルで包んだものを開いてみると、くっつき防止のためにシワを寄せても、ごはんが2〜3粒くっついていたり、のりがベタッとはりついています。
「おにぎり包みシート」はこのように、おにぎりをきれいに剥がすことができました。
包んでいたシートを見ると、アルミホイルとシリコン加工シートの間にしっかりと水滴が溜まっています!
おにぎりからでた水分をWシートの間に閉じ込め、乾燥を防いでいるのが確認できました。
くっつかないだけでない!おいしさキープの秘密は他にもあった

左:アルミホイル(シワなし)、真ん中:アルミホイル(シワあり)、右:おにぎり包みシート
検証を続けてみるとクックパーおにぎり包みシートは、おにぎりのごはんやのりがベタつかないだけでなく、他にもうれしい効果が……!
炊きたてごはんでつくったおにぎりを熱いままアルミホイルで包んだところ、余分な水分のせいか、のりが破れてしまいました。
対して、おにぎり包みシートで包んだものは、のりが破けておらず表面のベタつきもありません。しかも、おにぎりの三角形がほとんど崩れていない!
筆者が食べ比べると、「おにぎり包みシート」で包んだおにぎりは、口の中でほぐれるような食感がキープできていました。
おにぎり包みシートは厚手の素材なので、包むときに力が入りにくく、おにぎりをふんわりとやさしく包むことができるようです。
専用シートは持ち運ぶときも実力を発揮!
さらに、おにぎりの携帯性も試してみました。おにぎりを保冷バッグに入れて2時間ほど持ち運んでみるとその差は歴然!

通常のアルミホイルには小さな穴が……
普通のアルミホイルには小さな穴が空いていましたが、おにぎり包みシートはおにぎりが潰れることもなく、三角形をキープ。これならおにぎりケースに入れなくても、通勤ラッシュに耐えられるかも!?
おにぎり包みシートは試す価値あり!
「おにぎり包みシート」はおにぎりのごはんやのりがくっつきにくいだけでなく、おにぎりの美味しさを保ってくれる最強アイテムと判明!
欲を言えば、少し小さめのサイズがあると嬉しいかも。
普通のアルミホイルによりお値段は高めですが、春休み中のお弁当やお花見などおにぎりを持ち運ぶときに試して欲しい商品です。
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文・ROOMIE編集部
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