スポンジ&洗剤なしで汚れが落ちるお皿。わが家の食器洗いに革命が起きました

しっかり洗ったはずなのに、お皿の汚れが落ち切ってなかった。ということが、恥ずかしながらよくあります。
ひとつひとつ丁寧に洗うと時間がかかるけど、これはもう仕方ないのかなと思っていました。この、画期的な食器に出会うまでは……。
シンプルな白い陶器の深皿
メリオールデザイン 「meliordesign 2 lite 深皿L」 2,860円(税込)
それがこちらの「meliordesign 2 lite 深皿L」。
「メリオールデザイン」というメーカーがつくっている、ある画期的な機能が備わったお皿なんです。
裏返してみても、中央にロゴが印字されているだけで、ふつうのお皿のようにしか見えません。
これで本当に食器洗いがラクになるのでしょうか? 実際に試してみたいと思います。
食器洗いにスポンジが不要だなんて
約直径21cm×深さ5cmのシンプルな深皿はカレーやパスタ、サラダを盛り付けるのにぴったりなサイズ感。
他にもプレートやボウルなどもあり、バリエーションが豊富です。
さて、食べ終わったお皿を洗っていきます。
この日はまだ肌寒かったので、置いているうちに油が固まってきてしまいました。
普段はお湯で流して、洗剤をつけた食器で洗うところですが、水でサーッと流すだけで汚れがどんどん流れていきます!
洗剤もスポンジも出番がありません……!
こすらずに汚れが流れていくヒミツは、お皿の表面に施されたナノテクノロジーを使った特殊な表面改質技術にあるのだそう。
汚れとお皿の間に水が入り込むことで、汚れが浮き上がる仕組みなんです。
水で流しただけでピカピカに洗い上がりました!
でも、「ふつうのお皿でも水でも落ちるのでは?」という疑念が拭えず、ある実験をしてみることにしました。
ふつうのお皿と比べてみたよ

左が「メリオールデザイン」、右が一般的な陶器のお皿。
今度はメリオールデザインのお皿と、ふつうの陶器のお皿で比べてみます。
ナポリタンを食べ終えて、ケチャップと油が残ったお皿。
まずは、ふつうの陶器のお皿から洗っていきます。
ある程度の汚れは流れていきますが、ところどころこびりついて落ちていません。
匂いをかいでみると、ケチャップの香りがしました。
指でなぞるとぬるぬるしていますし、これは洗い直しが必要ですね。
今度はメリオールデザインの深皿。
水を当てたところから、サーッと落ちていきます。とっても快適!
まぶしいほどピッカピカに。指でこすればキュキュッといい音!
鼻を近づけても、なにもニオイがしません。洗剤すら使わずにここまで洗えるなんて、おそるべし……。
よく使う食器を全部メリオールにしたい
説明書によると、落ちやすい、落ちにくいの得意不得意はあるようですが、お湯で流しながらスポンジでこすったり、水やお湯に浸してふやかせば落ちやすくなるそうです。
ですが、筆者が使っているかぎりでは、ほとんどの汚れがスポンジでこすらずに落ちました。
耐熱温度は100℃ありますが、防汚性の機能は熱を継続的に与えると劣化してしまうのだそう。
電子レンジは使えますが、あたため程度がよさそうですね。
食品衛生検査指針で推奨されている「ATPふき取り検査法」を実施して、「菌も洗い流せている」と証明されていますが、こればかりは見た目だけではわからないので、念のため洗剤で洗っています。
ですが、先に水でサッと流すだけで汚れがなくなるので泡持ちもよく、ゴシゴシしなくていいですし、なにより「ここ、洗えてないよ?」と、家族に指摘されなくなったのでストレスフリーになりました!
新生活にかこつけて、よく使う食器を全部メリオールにしたいなぁ。
1年半使って使って実感した理想の「水切りカゴ」はこれでした
食器洗いの正解は「泡スプレー」でした!
文・Saya Anzai
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