手間をとことん省いた水餃子。味付けは、ロングセラーのあのふりかけ|キッチンにひと工夫
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料理家の松本日奈さんが、キッチンにまつわるあれこれをつづる連載「キッチンにひと工夫」。
今回は、白菜と豚肉の水餃子のレシピをご紹介します。
餃子づくりの手間をとことん省いたら…
餃子が大好きな人、集まれ〜(笑)。
餃子愛が止まらない私ですが、手作りするときに肉ダネの用意を手間に感じることもあります。
野菜をみじん切りにしたり、香味野菜をすりおろしたり。
「そんな手間のかかる肉ダネづくりを極力シンプルにしてみたらどんなふうになるかしら」とやってみたところ……できました!
餃子と言えば……のニラも、にんにくもしょうがも使いません。使う野菜は白菜だけで、みじん切りにする手間も不要。
味付けはなんと「ゆかり」。赤しそを使ったロングセラーのふりかけです。
白菜と豚肉の水餃子
手持ちがあればナンプラーを使ってください。赤しその風味と魚醤のコクがいい仕事をしてくれますよ。
もしナンプラーがなければ、ナンプラーの代わりに同量(小さじ1弱)のしょうゆを加えてください。
<材料>
・白菜…2〜3枚(150g)
・豚ひき肉…150g
・餃子の皮…20枚
・ゆかり…小さじ1
・ナンプラー…小さじ1弱(なければ同量のしょうゆでOK)
・塩…小さじ1/2
・こしょう…適量
<つくり方>
1. 白菜は細切りにしてボウルに入れ、塩を振ってもみ込み、15分ほどおく。
2. 水分をよく絞った白菜をボウルに入れ、豚ひき肉とゆかり、ナンプラー、こしょうを加えて粘りが出るまでよく混ぜる。
3. 皮に肉ダネをのせて包む。皮の周囲にぐるっと水をつけて半月型に包んだあと、片方の端に水をつけて合わせる。
4. たっぷりの湯をしっかりと沸かしたところに餃子を入れ、4分を目安にゆでる。透き通って浮いてきたらできあがり。
<ポイント>
沸いた湯に入れた餃子は鍋底にくっつきやすいので、入れたあとにすぐゆっくりやさしく湯を混ぜてください。あとは浮いてくるのを待ちます。
肉ダネ材料は、粘りが出るまでよく混ぜ合わせると、ジューシーなー仕上がりになりますよ。
肉ダネに味をしっかりつけているので、しょうゆや酢をつけずにそのままでも美味しくいただけます。
赤しそのさわやかさが効いたゆかりの風味が、なんともクセになる美味しさ。ぜひ試してほしいです。
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文・松本日奈
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