もしもの時には“カセットボンベ”で暖をとれ!「Iwatani」発の小型アウトドアヒーター

※こちらは「かいサポ(お買いものサポーターチーム)」が編集・執筆した記事です。
 

もし冬に停電してしまったら、あなたはどうやって寒さを凌ぎますか?

突然の災害や事故で、体温が下がっているときや濡れてしまったとき、あなたはどう対処しますか?

そんな非常時にはアウトドアヒーターが活躍の予感。

電気やガスの供給が止まってしまっても、少しは暖を取れるかもしれません。

今回はカセットガスでお馴染みのイワタニが手がけるアウトドア専用ヒーター「Iwatani FORE WINDS アウトドアヒーター」を実際に使ってみました。

“もしものとき”は気温や時刻を選んでくれません。非常時をイメージしながら、お買い物の参考にしてみてください!

燃料は食卓用の“カセットボンベ”

カセットコンロをお持ちなら、一緒にカセットボンベを備蓄している方が多いと思います。

今回ご紹介する「Iwatani FORE WINDS アウトドアヒーター」は、そんなどこのご家庭にもある可能性が高いカセットボンベを使って動かすコンパクトサイズのヒーターです。

電気も電池も充電器も必要ありません。

箱を開けてみると、中には本体とパワーブースター、専用の巾着袋と説明書が入っていました。

セット内容にカセットボンベは含まれていないので、別途用意が必要! 今回は自宅にあった「イワタニカセットガス(オレンジ)」を使ってみました。

“カセットコンロ”の要領で簡単に使える

使い方はとても簡単。アウトドア経験のない筆者でも、カセットコンロの要領で使いこなせました。

まずは本体の向きを変えて固定します。

次に、パワーブースターを装着したカセットボンベを本体に取り付け。パワーブースターは低温時でも火力を落とさず最後までガスを使い切るための部品です。

パワーブースターには磁石がついており、ボンベをしっかりホールドしてくれます。おかげで、長さのあるボンベを取り付けても安定感がありました。

あとは着火するだけです。

「屋外専用」と注意書きが大きく書かれていたので、屋外に移動します。

コックを回し、シューっとガスが出る音がしたら、あとはスイッチを押すだけ。

中心部の球状バーナーが赤く染まるとリフレクターに反射し、正面はすぐに暖かくなりました。

火力最大にした状態がこちら。コックを絞れば火力調整も可能です。

また、レギュレーターや調整器付きバルブを搭載しているので、点火中の持ち運びなど、少し揺れても安定して燃焼してくれる点も魅力です。コンパクトなボディですが、意外とパワフルですよね。

撮影日は雪が積もるほど寒かったのですが、「Iwatani FORE WINDS アウトドアヒーター」に当たっていれば、そこそこ暖を取れました。

非常時にこれがあるとないとでは大きな違いがありそうです。雨や雪を凌げる屋根や風が避けられる壁がある場所で使うとなお良いかも。

燃焼時間はカセットガスの種類による

ちなみに、燃焼時間はカセットガスの種類で異なります。今回使用したオーソドックスな「イワタニカセットガス(オレンジ)」の場合の一本(250g)の連続燃焼時間は2時間40分とのこと。

燃料はスーパーやドラッグストアなど身近で入手しやすいし、燃費もまあ悪くはない。「カセットガス3本セット」の備蓄が常時キープできていれば、突然の事態でも一晩は凌げそう。非常時に備えておくと役立つときがあるかもしれません。

というか、まず。キャンプやピクニックで「Iwatani FORE WINDS アウトドアヒーター」みたいな、無骨でコンパクトで便利なプロダクトがスッと出てきたら…かっこ良くないですか。

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Photo: にしやまあやか

Image: Amazon.co.jp

文・にしやまあやか

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