Ankerの「新型ハイエンドワイヤレスイヤホン」は“3Dオーディオ”が凄まじい!ライブ音源を再生した途端、移動時間がエンタメになった
商品提供:Anker Japan
「オーディオメーカーじゃないし、かなりお手頃価格なのに、めっちゃ音いいな!」
僕が初めてAnkerのイヤホンを手にしたとき、率直に思ったこと。あれからおよそ2年が経ったいま、Ankerのイヤホンは多くの人の耳元にあります。
今回は、そんなAnkerが昨年10月に販売したばかりのハイエンドイヤホンを提供してもらえることに。コスパの一言では終わらないはずの実力を確かめてみます!
シンプル イズ ベストを体現したデザインがよき!
Anker「Soundcore Liberty 4 Pro」 19,990円(税込)
先月発売されたばかりの「Soundcore Liberty 4 Pro」は、これまでAnkerから発売されてきたどのワイヤレスイヤホンよりも高性能なハイエンドモデル。
イヤホン本体はスティック型で、光沢感のあるボディはどこか近未来チックなスタイリッシュさがあります。
ケースも素材はプラスチックでありながら、コロンとしたシンプルなデザイン。
細かいところですが、製品情報やら技適マークやらが蓋の裏側に隠されているの、ミニマルなデザインのプロダクトが好きな人にはたまらないポイントなはず。
ケースに隠された“Pro”らしい機能、意外と気に入っています
じつはこのケース、スライドしてみるとディスプレイが隠されるように配置されているんです!
バッテリー残量の確認・ノイズキャンセリングの強さ調節・音質の調節・飛行機モードの切替・スマホカメラのリモートシャッターなどの各種操作をこのディスプレイで設定することが可能。
操作はタッチディスプレイではなく、ケース下部に配置されたタッチバーで操作するのですが、動作も安定していて使い勝手は上々。
多くの人が「ディスプレイって必要?」と感じるかと思いますが、コレがなかなかなかなか優秀なんです。
普通のイヤホンなら、スマホアプリを開いて、イヤホンと接続されるのを待って、接続されたらようやく任意の設定をできるようになる、といったフローが必要。
しかしこちらはディスプレイ側でそうした設定できるので、いちいちスマホアプリを開くこともなくパパッと完了。
ノイキャンの強さや音質の設定って、意外と短いスパンで調整したくなるので、音楽が好きな人ほどこの機能の恩恵を受けられそうです。
Ankerは音質もノイキャンも優秀なんだよな〜
肝心な音質もかなりクリアで、ワイヤレスイヤホンとしてはかなり優秀。デフォルト設定だと低音と高音が強調されたドンシャリ感があって、ポップやロック系の音楽に相性がぴったり。高音の伸びは結構驚かされるレベルでした。
スマホアプリのイコライザー機能で自分好みの音質に調整可能ですが、ガジェット・オーディオ大好き人間でない限り、“自分好みの音質”なんていわれても、いまいちピンとこない場合も。
その点もアプリ内でフォローしているのが、Ankerのいいところ。オーディオに詳しくない人でも自分好みの音質にできる「お好み診断」がめちゃいい感じです。
「どちらのサウンドがお好みですか?」という問いを数回答えるだけ。オーディオ好きな人がよくいう“自分好みの音質”を、アプリ側に判断してもらえます。
ノイズキャンセリングも優秀で、電車の中でも音楽をかけてしまえば周りの音は全く気にならないくらいに低減。
もちろんもっとノイキャンの強いイヤホンがあるのは事実ですが、2万円弱でこのクオリティなら文句なし。
2万円でこのオーディオ体験ができるってアツすぎない?
音質もノイキャンも、ケースのディスプレイも機能的で魅力的ですが、僕が最も感動したのは「3Dオーディオ」! このモードで視聴するアーティストのライブ映像が、音響体験として素晴らしい。実際に会場に足を運んだときにしか感じられない、あのズンズンとした感じの音圧と揺れ感。
会場の臨場感が完璧に再現されているわけではないものの、いつでもどこでもそれに近しい体験を得られることに驚きました……! じつは、前モデルにも「3Dオーディオ」なる機能はあったのですが、こちらは正直ピンと来ず。そこを“Pro”らしくしっかり改善してきた印象です。
このイヤホンを買ったらまず見てほしいのは、アニメ『推しの子』の劇中歌である『サインはB』。
正直、このアニメと音楽がめっちゃ好きなわけではなかったのですが、「音楽を通してみんなで一体感を楽しむ」という体験を味わってからはもう何度もリピートしてます。正直、ハマりました。
イヤホンとしての使いやすさもばっちりです
イヤホン本体の操作も感圧センサーによるもので、つまめば再生停止・曲送りなどが。上下スライドで音量コントロールが可能。
感度も良好だし、操作も直感的で覚えやすいので、これは過去イチくらい使いやすく感じましたね。
他にもマルチポイントに対応していたり、IP55の防水性能も搭載。バッテリー性能もハイエンドらしくかなり優秀なため、誰が使ってもストレスなく使えると思います。
唯一の不満というか、不安な点は、ケースの耐久性。プラスチック素材でスライド式で、不意になにか強い重さが加わったら壊れちゃいそう。すこし気をつけながら使う必要はありそうです。
抜け目ない機能性と新しい音響空間をこの値段で買えるって…
ただ音楽を聴くとはまた違った、臨場感たっぷりな音響体験を楽しめるAnker「Soundcore Liberty 4 Pro」。
約2万円を高いとみるかどうかは人それぞれですが、Ankerでなければこの価格って無理なんじゃない……?と、実際に試した僕はそう感じました。
ハイエンドモデルの実力が拮抗してきている気がするワイヤレスイヤホン。今年の進化に期待をしつつ、Ankerからコレを超えてくるモデルの登場は先になりそうだな~とも思うのでした。
文・MasakiNonaka
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