みかんを箱買いしても失敗しない方法。甘くておいしいみかんを選ぶポイントはね

冬の果物といえば、やっぱり「みかん」。お弁当や食後のデザートに食べるという人も多いのではないでしょうか。

でも、せっかく買ったみかんの甘さがイマイチだと、ちょっと残念な気持ちになりますよね。

甘くておいしいみかんを選ぶにはどうしたらいいのでしょう? 今回はおいしいみかんの選び方と、みかんを余らせてしまったときにも便利なレシピを紹介します。

迷ったら小さいみかんを選ぼう!

左は糖度が10度、右は糖度が14度のみかん

店頭にあるみかんの大きさはSサイズからLサイズまでさまざま。大きいみかんは食べ応えがありそうだけど、小さいほうがたくさん入ってお得かな? と購入するときに迷ってしまいがち。

種類にもよりますが、一般的に「みかん」として出回っている温州(うんしゅう)みかんは小さいサイズの方が甘みは強く、味が濃いものが多いです。手に持ったときに小ぶりでも重量感のあるみかんを選びましょう。

同じ産地でも大きさの違うみかんを糖度計で調べてみるとその差は歴然!

Lサイズのみかんは糖度10〜11度だったのに対して、Sサイズのみかんは糖度がなんと13〜14度もありました。食べ比べてみても、思わず「甘い!」と声が出てしまうほど、小さいほうが果汁たっぷりで甘みが強かったです。

みかんの皮をじっくり観察してみよう

右が「油胞」が多く、キメが細かいみかん

みかんの表面にはポツポツとした濃いオレンジ色の斑点の「油胞」があります。

じっくりと表面の皮を観察することはありませんが、油胞が細かくたくさんはあるほどおいしいみかんになります。

購入するときは油胞のキメが細かく、オレンジ色がより濃いものを選んでみてくださいね。

ヘタの細さと色をチェック

みかんのヘタにもチェックポイントがあります。軸が細く、黄色や茶色になっているものが、完熟していて甘いみかんの証拠。

軸が太いものは成長が早過ぎて大味だったり、緑色のものは完熟する前に収穫されて酸味が抜けていない場合があります。

20分でできあがり! みかん風味のチキンソテー

そのまま食べてもおいしいみかんですが、甘酸っぱい風味はお肉との相性も抜群! 甘さが足りないみかんに当たってしまったときや、余らせてしまいそうになったときにもオススメのレシピです。

<材料(2人分)>

  • 鶏もも肉…2枚
  • みかん(Sサイズ)…2個
  • 酒…大さじ2
  • 醤油…大さじ2
  • 砂糖…大さじ1/2
  • 塩・こしょう…少々
  • <作り方>

    1. 鶏もも肉は厚みのある部分に包丁を入れて火を通りやすくし、塩、こしょうを振っておく。

    2. みかんは1個を6等分にカットし、もう1個はフォークで潰して絞り汁をとる。みかんの皮は裏にある白い部分を削いで、せん切りにする。

    3. 鶏もも肉の皮目を下にしてフライパンに並べ、中火で10分を目安にこんがりと焼き色がつくまで焼いていく。

    ※皮目を焼くときに鍋の蓋や耐熱皿をのせると、焼きムラができにくく皮がパリッと焼き上がる。

    4. 鶏もも肉を裏返す。キッチンペーパーで余分な油を拭き取り、酒、しょうゆ、砂糖とせん切りにしたみかんの皮を加えて中火で5分ほど煮詰めていく。鶏もも肉に火が通ったら、みかんの絞り汁と果肉を加えてさっと火を通してできあがり。

    これなら箱買いしてもいいかも!?

    年末やお正月が近くなると、みかんを食べる機会も増えてきますよね。

    甘くておいしいみかんを選ぶポイントをおさえれば、箱買いをしてもあっという間になくなってしまうかもしれません。みかんを選ぶ際の参考にしてみてくださいね。

    アサイーボウルに憧れながら、食べるフルーツもりもりヨーグルト。なかなか美味しくてハマってます

    文・wtanabe_ayame

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