ホットコーヒーが美味しいこの季節。

今年購入して以来、コーヒーのおともに欠かせなくなっているグラスがあるので紹介させてください。

五感でコーヒーを楽しむグラス

OREA 「Sense Glass Cup Small 175ml」 4,180円（税込）

「Sense Glass Cup」は、ロンドンを拠点とするコーヒープロダクトメーカー「OREA」がつくった、五感でコーヒーを楽しむためのグラス。

同シリーズには、275mlのひとまわり大きなサイズや、ピンクとブラックのカラー、磁器製の素材違いなどもあります。

美味しく味わうことを追求したデザイン

横から見ると、飲み口が広く、そこからすぼまり、底面でまたコロンと広がる独特な形状をしていることがわかります。

広い飲み口は、コーヒーを飲んだときに鼻まですっぽりと入る設計。

これのおかげで、コーヒーを飲む前からふわっと香りを感じられるように。

また口に当たる部分が薄いため、より繊細に味を感じられるのも嬉しいポイントです。

くびれ部分は香りをためるスポットとして活躍。

またグラスの握りやすさにもつながっています。

シングルウォールのグラスゆえ、ホットコーヒーを入れたときはかなり熱くなるのですが、このくびれ部分を持てば大丈夫！ よく考えられていますね。

コロンとしたボトムには、ワイングラスのようにくるくるとコーヒーを回して香りを開かせる効果が。

スペシャルティコーヒーをより美味しく味わうための、考え抜かれたデザインとなっています。

一度使ったらわかるたしかな違い

購入前はグラスでどこまで味わいが変わるんだろう……と半信半疑でしたが、実際に飲んでみるとたしかな違いが。

一般的なグラスやマグカップでは感じられなかった味や香りまで楽しめるようになりました。

似ている体験としては、高性能のイヤホンやヘッドホンを使ったときのような感じ。

使う前でも十分楽しめていたけれど、一度使うとその違いがハッキリわかってしまう、あの感じに近いです。

個人的には、飲み進めるごとに変化するコーヒーの色合いを眺めるのもお気に入り。

グラス内のコーヒーが少なくなるにつれて、浅煎りコーヒーならではの鮮やかなカラーを楽しめて、一杯のコーヒーをよりゆったりと味わえるようになりました。

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文・シラクマ

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