テント泊がラクになるエアポンプが進化! ここまで小さくなるとは…

※本記事は2024年4月15日に公開された記事の再掲載です。
Text and Photographed by SUMA-KIYO

キャンプや登山で使用するエアマットや浮き輪など、さまざまなアイテムを膨らませるのに便利なエアポンプ。

近年、小型のものが登場し注目を集めましたが、そのパイオニアであるFLEXTAILから待望のニューモデルが発売されました。

より軽量かつ丈夫に進化

FLEXTAIL「ZERO PUMP」6,680円(税込)

それが「ZERO PUMP」。

従来のモデルより大幅に軽量化された超小型エアポンプです。

左:ZERO PUMP(φ25x75mm 49g) 右:TINY PUMP X(φ43×53mm 89g)

以前にレビューした「TINY PUMP X」と比較してみると、横幅が伸びた分、より細身に。重量はなんと45%も軽量化!

ボディの素材は「TINY PUMPX」がプラスチックだったのに対し、「ZERO PUMP」は高級感のあるアルミニウム合金となっています。

手になじむのは「ZERO PUMP」

メーカーの耐久試験では1mの高さから落としても表面にひびが入らず、ポンプが正常に作動することが確認されているのだとか。

主にアウトドアで使用するものなので、より軽量かつコンパクトになり耐久性が向上したのはかなりうれしい進化です。

膨らむまでの時間を比較

EXPED「DOWNMAT UL 7 M」

さっそく普段登山やキャンプで愛用しているスリーピングマットに空気を入れて、かかった時間を比較してみました。

左:ZERO PUMP(180L/min、2.5kPa) 右:TINY PUMP X(180L/min、3.5kPa)

タイムにそこまで大きく差はなく、約1分とどちらも短時間で膨らませることができました。つまり、パワーを落とさずに小型化が実現されているということ。

比較してみると、風圧は「TINY PUMP X」の方がやや強い印象。

送風中に発生する騒音は「ZERO PUMP」のほうがかなり小さいため、より周囲を気にせず使えそうです。

もちろん従来のモデル同様、圧縮にも使えますよ。

バッテリーの交換が可能に

従来のタイプでは不可だったバッテリーの交換が可能になったのも、大きな変更点。

「バッテリーの寿命=製品寿命」ではなくなったのは長く使う上でありがたいアップデートですね。

日本ではあまり見かけないタイプのバッテリーですが、FLEXTAILの公式サイトやAmazonなどから購入できるそうです。

ちなみに充電はバッテリーにUSB-Cを接続するタイプで、モバイルバッテリーからも充電可能ですよ。

軽量な分、ライトはなし

小型エアポンプの中には照明機能が搭載されているものもありますが、「ZERO PUMP」には未搭載。

ちょっと残念ですが、かなり軽量化されたので仕方がないかな……。

ライトは他にお気に入りのものがあるので、そちらを使うことにしました。

これはますます手放せない

従来のタイプと同じく、日本語の取り扱い説明書とメーカーの1年保証が付いており、しっかりとしたパッケージングなのもFLEXTAILならでは。

購入前は少しお高めな印象でしたが、軽さや耐久性の向上、そしてバッテリーが交換可能で長く使えることを考えると納得感のある一台へと印象が変わりました。

キャンプやビーチ用品、圧縮袋など……。アウトドアから日常生活までさまざまなシーンで重宝する小型エアポンプ。

口で膨らませると時間がかかることに加え、唾液が中に入ってしまうことでカビなどが発生するリスクも。

まだエアポンプを試したことがない方、一度使うと手放せなくなりますよ!

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文・ROOMIE編集部

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