次世代の技術者育成へ日本発の組込みスキル可視化での新たな取り組み

次世代の技術者育成へ日本発の組込みスキル可視化での新たな取り組み「組込みC言語プログラミング検定レベル1基礎」模擬問題提供開始

プレスリリース
次世代の技術者育成へ組込みスキル可視化での新たな取り組み
 「組込みC言語プログラミング検定レベル1基礎」模擬問題提供開始【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202503306565-O1-2R98h7FY
2025年3月31日
組込み技術者教育プロジェクト

組込みソフトウェア管理者・技術者育成研究会(SESSAME)協力のもと、新たなスキル評価試験が始動!
組込みシステム分野におけるプログラミングスキルの可視化を目指し、「組込みC言語プログラミング検定レベル1基礎」の模擬問題提供を開始しました。
本取り組みは、組込み企業や技術者や開発者、教育者(各種学校の教員、企業内での指導者、インストラクター等)の皆様に向けた試験の一環として実施されます。

リリース概要
日本はこれまで、製造業やものづくり産業の強さによって世界から「ものづくり立国」として認められてきました。その礎を支えてきたのが、現場で活躍する数多くの技術者や開発エンジニアたちです。しかし近年、急速な産業構造の変化やデジタル化の進展により、こうした組込み分野のエンジニアの存在そのものが危ぶまれる状況に直面しています。
今こそ、次世代に向けて活躍できるエンジニアの育成と、彼らを導く教育者・指導者による新たなコミュニティづくりが必要不可欠です。こうした課題に応える形で、組込みC言語に特化したスキル評価「組込みC言語プログラミング検定レベル1基礎」の模擬問題提供を開始します。
本取り組みは、SESSAME(組込みソフトウェア管理者・技術者育成研究会)の協力のもと、スキル保有者の「可視化」を通じて技術者の価値を社会に示すとともに、この分野に興味を持つ新たな人材のきっかけとなることを目指しています。



模擬問題提供の目的
本模擬試験は、組込みシステム開発に不可欠なC言語の基礎知識やプログラミング能力を測定することを目的としています。これにより、組み込み技術者のスキルアップを支援し、業界全体の技術水準向上に貢献します。

模擬問題の特徴:
・10問の四肢択一問題を用意し、基礎力を測定
・「ポインタ、メモリ管理をはじめとした、組込み開発を考慮したC言語の重要概念をカバー
・受験者自身の理解度を確認し、学習の指針を提供

模擬問題の詳細・受験はこちら:
模擬問題サイト

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202503306565-O2-SJTT37Mf



今後の展開
今後は、以下の段階で広く展開していく予定です。

第一フェーズ(現在):
SESSAME会員および教育関係者(指導者・インストラクター)に模擬問題を受験していただき、改善・啓発の材料とします。


第二フェーズ(2025年4月以降予定):
検定本番を開始し、組込み教育終了後のスキル診断として活用。
また、C言語や組込み技術に興味を持つエンジニア層にも受験の機会を提供します。

推進体制
本検定の問題作成・品質担保にあたっては、以下の専門メンバーによるチーム体制を構築し、厳格なワークフローを設けています。

主なメンバー:
三浦 元 氏(SESSAME責任編集者/全問題の品質確認を担当)
石井 勇一 氏(シーディングソフテック/元NECで組込み教育の立ち上げを主導)
松尾 圭浩 氏(富士通ラーニングメディア/組込み教育の現役リーダー)
末石 吾朗 氏(東京電機大学 講師)
近森 満(株式会社サートプロ)

役割
・制度設計
・問題作成
・品質管理
・結果分析
・運営事務
推進体制により、信頼性の高いスキル評価コンテンツを提供しています。

※今後、問題作成やレビューア等のメンバーを組込み開発者や研修講師から募集いたします。
ご希望の方は模擬問題受験後のアンケートから参加表明で申し込みをしてください。
模擬問題サイト

SESSAME理事長の推薦コメント
組込みソフトウェア管理者・技術者育成研究会(SESSAME)代表 飯塚教授 より、本試験の意義についてコメントをいただいています。

「組み込みシステム開発の現場では、C言語の正しい理解が不可欠です。本検定を通じて、エンジニアが自身のスキルを可視化し、技術を高める機会を提供できることを期待しています。」

 
主催・運営情報
主催:組込み技術者教育プロジェクト(IoT検定制度委員会)
協力:組込みソフトウェア管理者・技術者育成研究会(SESSAME)
運営:組込み技術者教育運営事務局(株式会社サートプロ)
販促:一般社団法人IT職業能力支援機構
お問い合わせ:info@certpro.jp




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