Wibu-Systemsは、ハノーバー・メッセ2025に出展、EUの新たなサイバーレジリエンス規制に対応した技術を紹介
記事配信日:
2025/03/19 11:00 提供元:共同通信PRワイヤー

Wibu-Systemsは、ハノーバー・メッセ2025に出展、EUの新たなサイバーレジリエンス規制に対応した技術を紹介
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M105412/202503195951/_prw_OT1fl_nL9iPuKE.png】
サイバーレジリエンス法(CRA)のコンプライアンス要件を戦略的成長の機会に変える
(ドイツ・カールスルーエ) –ドイツのカールスルーエを拠点に、ソフトウェア保護、ライセンシング、セキュリティを提供するWibu-Systems(ウイブシステムズ)は、ハノーバー・メッセ2025(ホール16・ブース#D10)にて、革新的なサイバーセキュリティソリューションを紹介します。EUのサイバーレジリエンス法(CRA)はすでに2024年12月10日から施行され、他の広範囲に及ぶ規制(例:NIS-2、RED DA)と同様に、業種に関係なく世界中の企業に対し、セキュリティフレームワークの強化を求めています。こうした新たな要求に応えるべく、Wibu-Systemsは、最先端のセキュリティソリューションを提供します。
EUの規制強化への対応
サイバーレジリエンス法(CRA)は、欧州全体のサイバーセキュリティ基準を再定義することを目的としており、デジタル要素を含むすべての製品に対して厳格なセキュリティプロトコルを義務付けています。適合性評価機関(CAB)の届出は2026年6月11日に発効し、メーカーは2026年9月11日までに悪用の恐れのある脆弱性を報告しなければなりません。本格的な施行は2027年12月11日に始まるため、企業は早急に堅牢なセキュリティ対策を実施し、コンプライアンスを遵守する必要があります。コンプライアンス要件への違反は、罰則、販売制限、賠償リスクの増大につながる可能性があります。さらに、NIS-2とRED DAもまた、メーカー、サービスプロバイダー、基幹インフラ事業者にさらなる義務を課しており、サイバーセキュリティ対策の強化の必要性が高まっています。こうした規制環境の変化に対応できるよう、Wibu-Systemsは企業をサポートします。
Wibu-Systemsが提供する包括的なCRA対応ソリューション
Wibu-Systemsは、サイバーセキュリティ規制の複雑さを理解し、企業がCRAの要件に対応するための多様なソリューションを提供しています。ハノーバー・メッセ2025のブース(ホール16・#D10)では、その詳細を直接ご覧いただけます。
■ソフトウェアやデータ全体の整合性保護:CodeMeter Protection Suiteは、暗号化や難読化技術、整合性チェックやアンチデバッグ機能、そして耐タンパメカニズムを備えた包括的なセキュリティフレームワークを提供します。これらの高度なセキュリティレイヤーが一体となり、改ざんやサイバー攻撃からソフトウェアやデジタル資産を守ります。また、CodeMeter Protection Suiteのモジュラーアーキテクチャーは、Windows、Linux、macOS、.NET、Python、JavaScript、Java、Androidなど、複数のプラットフォームに対応し、さまざまなデジタル製品の幅広い互換性を実現します。さらに、モジュラーライセンシング、ライセンシング不要の知的財産(IP)保護、専用ハードウェアリポジトリー(CmDongle)内でのセキュアなコード実行などの相互運用可能な機能は、進化するサイバーセキュリティ要件への対応を試みる企業にとって、汎用性が高くセキュアなソリューションとなるでしょう。
■セキュアな認証:CodeMeter APIは、対称・非対称暗号化やデジタル署名手続きなどの暗号化技術を備え、デジタル製品へのシームレスな統合と改ざんからの保護を可能にします。暗号キーは、CodeMeterのライセンスコンテナ(CmDongle)のセキュアなハードウェアコンポーネント(CC(Common Criteria)EAL 5+認証の暗号コントローラー)に安全に格納されます。関連する証明書も同様に改ざんから保護され、スプーフィング攻撃を防ぎます。さらに、CodeMeter Certificate Vaultは、CmDongleに保存された電子証明書を使用した認証のためのPKCS#11準拠のトークンプロバイダーソリューションです。これにより、不正アクセスからデジタル資産を保護し、コンプライアンス要件を満たすことができます。
■コンプライアンス対応のライセンシング:CodeMeter License Centralは、ソフトウェアとデジタルコンテンツのライセンス作成・配布・管理のプロセスを自動化するデータベース型のライセンスおよびエンタイトルメント管理ソリューションです。これにより、企業はソフトウェアの使用状況の追跡、コンプライアンスの管理を行うことができ、必要に応じてソフトウェアのリコールを実施することが可能です。また、個人情報や業務データの取り扱いは、「データの最小化」という原則に準拠しています。
Expert Insights: サイバーセキュリティに関するパネルディスカッション
企業がこのような規制上の課題を乗り切る術をより深く理解する機会として、「Cybersecurity Between Regulation and Ransomware - Implementing CRA, NIS-2, and RED DA in Practice」と題したパネルディスカッションが4月1日の9:45~11:15(ホール16・#A12)に開催され、Wibu-SystemsのCEOであるオリバー・ウィンジェンリートも参加します。モデレーターは、産業界のデジタル化を主導するVDMA(ドイツ機械工業連盟)が務めます。このパネルディスカッションには、Wibu-Systems以外に、Lenze、NORD、BSI(ドイツ連邦政府 情報セキュリティ庁)の専門家が参加し、サイバーセキュリティ規制の影響や導入のベストプラクティスについて議論される予定です。
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M105412/202503195951/_prw_OT2fl_C78hJu2S.png】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202503195951-O1-ZFZbVorC】
Wibu-Systemsは、ハノーバー・メッセ2025において、CRAへの準拠をサポートし、ソフトウェアセキュリティを強化するCodeMeter技術を紹介
WIBU-SYSTEMS(ウイブシステムズ) について
Wibu-Systemsは、最先端のサイバーセキュリティとソフトウェアライセンスライフサイクル管理におけるグローバルリーダーです。当社は、デジタル資産に組み込まれた知的財産を保護し、技術ノウハウの収益化の機会を拡大する、グローバルで特許取得済みのセキュリティソリューションを提供することに尽力しています。ソフトウェアパブリッシャーやインテリジェントデバイスメーカーを対象に、当社の包括的な製品群の相互運用可能なハードウェアおよびソフトウェアモジュールは、主要なプラットフォームや多様な業界にわたって、海賊版、リバースエンジニアリング、改ざん、妨害行為、サイバー攻撃から保護します。
Blurry Box®、CmReady®、CodeMeter®、SmartBind®、SmartShelter®、および Wibu-Systems® は、WIBU-SYSTEMS AGの登録商標です。
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