立正大学データサイエンス学部、日本初上陸の次世代トレーニング機材「LEDSREACT」を導入
記事配信日:
2025/02/28 17:30 提供元:共同通信PRワイヤー
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2025年2月26日
立正大学データサイエンス学部は、ベルギー、Ledsreact社製のトレーニング用次世代型レーダー測定機器 「LEDSREACT(レッズリアクト)」 を導入しました。被験者側にマーカーやセンサーを付けることなく、高精度で速度や加速・減速を測定することが可能です。データサイエンス学部では、スポーツデータサイエンス分野を専攻する学生の教育や、学生の課外活動におけるパフォーマンスの向上に生かしてまいります。
LEDSREACTについて
LEDSREACTは、反応速度や俊敏性の向上を目的とした双方向型トレーニング機器で、スポーツ科学とデジタルテクノロジーを融合した最先端のデバイスです。業界初のレーダーテクノロジーを搭載し、最大40mの範囲を自動追跡。タイム、スピード、加速・減速、力-速度-パワーといった詳細なデータをリアルタイムで計測します。また計測したパフォーマンスデータをリアルタイムで記録し、即座にフィードバックを提供します。データはアプリと連携し、グラフや表として視覚化されます。特別な装備が必要ないため、誰でも簡単にトレーニングを開始できます。屋内外問わず利用可能な頑丈な設計で、持ち運びも容易です。チームトレーニングにも最適で、30名のスプリントやアジリティー測定をわずか5分以内に完了させることも可能です。
立正大学データサイエンス学部における取組
データサイエンス学部スポーツデータサイエンス研究室では、LEDSREACTを活用した具体的な取り組みが始まっています。
30mスプリントの詳細分析
スプリント時の全体のタイムだけでなく、0.029秒ごと(34Hz)に身体重心の速度、加速度、再加速度、移動方向などの詳細データを瞬時に測定します。高性能なレーダーテクノロジーにより、これまでにない高精度な時系列データ解析が可能になりました。
解析される指標の一つであるSprint Force-Velocity Profileは即時的にフィードバックされ、スプリント時に発揮している「力(Force)」と「速度(Velocity)」の関係を可視化できます。これにより、単なるタイム測定だけでは捉えきれなかった個人の特性を明確にし、選手ごとに最適なトレーニングを設計することが可能になります。
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赤の選手が黒の選手に近づく(もっと速く走れるようになる)ためには、スタートの力強さとトップスピードの両方を強化する必要がある。
低速域(F0):地面への強い押し込み、 水平方向へ出力強化が有効
最大出力(Pmax):走行途中の出力をさらに向上させる筋力強化が有効
高速域(V0):トップスピードが高まるような神経系の適応も必要
データをもとに、自分の強みと伸びしろ知ることで、高いスプリント力を得るためのトレーニングを最適化することが可能となる。
反応速度を測定するゲーム形式のトレーニング
LEDSREACTが示す色のコーンを回り戻ってくるゲームを行い、楽しみながら反応速度を鍛える新しい形のトレーニングを実施しています。
部活動やゼミでの広範な活用
アスリートたちのパフォーマンス向上を目指し、部活動やゼミでの本格的な利用が進められています。
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担当者 永田聡典(データサイエンス学部准教授)コメント
立正大学データサイエンス学部では、アスリートのパフォーマンス向上を目指し、教育・研究活動に加え、課外活動においても本格的なデータ活用を推進しています。科学的な分析に基づき、選手一人ひとりに最適なトレーニングを提案し、実践できることが本学部の強みです。
今回導入した機器は、データ分析とスポーツトレーニングを融合し、最適化を図る「ゲームチェンジャー」としての役割が期待されます。データサイエンス × スポーツ科学の力で、アスリートのさらなる可能性を引き出していくため、新たな挑戦を続けていきます。
立正大学データサイエンス学部
https://www.ris.ac.jp/ds/index.html
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