早稲田大学と台北市政府がインターンシップ協力覚書を締結
記事配信日:
2025/02/05 14:00 提供元:共同通信PRワイヤー
![早稲田大学と台北市政府がインターンシップ協力覚書を締結](https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M102172/202502053815/_prw_PI3im_F6u31gff.jpg)
早稲田大学と台北市政府がインターンシップ協力覚書を締結 台湾・日本の青年交流が新たな段階へ
詳細は 早稲田大学Webサイト をご覧ください。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202502053815-O3-F6u31gff】 (左から Maji Rhee早稲田大学留学センター所長、殷瑋台北市政府青年局長)
台北市政府(台北市、市長:蔣萬安)と早稲田大学(東京都新宿区、総長:田中愛治)は、2025年2月4日(火)に、「国際学生インターンシップ計画」に関する覚書を締結いたしました。
◆ 台北市政府青年局と早稲田大学留学センターが「国際学生インターンシップ計画」に関する覚書を締結◆ 早稲田大学が、機関レベルで中華圏の行政機関と締結する事例としては、初のインターンシップ協力に関する覚書
◆ 選抜された早稲田大学の学生が、毎年6月に台北市政府青年局へ1名派遣され、4~6週間、台北市内の学生とともに市政の課題に取り組む
◆ 世界中から集まった国際インターン生と台北市内の学生がチームを組み、市政の課題に取り組み、フィールドスタディや現地調査を通じて、学生たちによる新たなイノベーション創出が期待される
本件の締結に至った経緯と概要
台北市政府青年局(以下、青年局とする)は2024年6月の設立直後から「国際インターンシップ計画」を迅速に立ち上げ、若者の国際交流促進と人材育成に積極的に取り組んできました。特に2024年、青年局は米国ハーバード大学との連携をいち早く実現させ、同大学とのインターンシップ協力を果たした初の台湾政府機関となっています。
このたび青年局は東京を訪問し、早稲田大学留学センター(以下、留学センターとする)との間で「国際学生インターンシップ計画」に関する覚書を締結しました。調印式は青年局長の殷瑋(イン・ウェイ)氏と、留学センター所長のMaji Rhee(リー・マージ)氏によって執り行われました。これは、早稲田大学が機関レベルで中華圏の行政機関とインターンシップ協力覚書を結ぶ初めての事例であり、両機関が新たなマイルストーンを迎えるとともに、今後、多彩な国際協力プロジェクトに発展させるための基盤となるものです。
締結後、早稲田大学はインターン生の選抜を開始し、今年6月に青年局へ学生を派遣する見込みです。学生が早稲田大学内で培った知識を実務の現場で活かせる貴重な機会となることが期待されます。
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M102172/202502053815/_prw_PT1fl_81B6aFyt.png】
関係者のコメント
青年局の殷瑋局長は、「今回の訪問にあたり、早稲田大学の校友から同校のシンボルカラーであるえんじ色のネクタイを借り受けた。これは単なるネクタイではなく、台北市政府青年局と早稲田大学の強固な協力関係を象徴するものだ」と強調しました。早稲田大学の卒業生を介したネットワークの構築や、早稲田大学に在学中の台湾留学生会の学生たちによる台北市政府への来訪、青年局による早稲田大学訪問などを通じて、段階的に両者の信頼を深めてきたことが今回の覚書締結につながりました。多くの早稲田大学の台湾人卒業生からも熱い関心と支持を得ています。
さらに殷瑋局長は、青年局として国際的にトップクラスの大学と連携を積極的に図ってきた経緯を説明し、日本を代表する高等教育機関である早稲田大学がもつグローバル人材育成のノウハウを高く評価していると述べました。このような複数回にわたる協議の結果、覚書の締結により、より多くの若者に幅広い国際インターンシップの機会を提供することで合意したとのことです。
一方、留学センターのMaji Rhee所長は、「早稲田大学の学生が台湾の大学生と協力し、台北市の都市発展に革新的な視点や解決策をもたらすことを期待している。これは当大学が掲げるグローバル人材育成の理念にも合致する」とコメントしました。
今後の青年局の活動の展開について
青年局は、2025年度の「国際学生インターンシップ計画」は規模をさらに拡大し、ハーバード大学やプリンストン大学、ペンシルベニア大学、マサチューセッツ工科大学など、世界を代表する大学から学生を迎える予定です。これらの学生たちは台北の学生と協力して都市発展にイノベーションをもたらし、グローバルな視点を持つ次世代リーダーとして成長することが期待されます。
今回の早稲田大学と台北市政府との提携は、台湾と日本間における若者交流の重要な節目であり、今後のさらなる協力関係の深化に向けた大きな一歩となると考えております。
なお、青年局は今回の訪日で早稲田大学との覚書を締結後、殷瑋局長が2025東京国際子どもフォーラム(2025年2月5日~7日、京王プラザホテル(東京都新宿区))に参加し、台北市政府の児童・青少年向け施策を紹介する予定です。さらに名古屋市を訪問し、名古屋市子ども青少年局やスポーツ市民局、若者関連の民間団体との交流を行い、台北市と名古屋市の双方が連携可能な青年支援策を検討する見通しです。
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