2025年大阪・関西万博:イタリアパビリオンが姫路で開催された国際参加者会議2025年(IPM 2025)で素晴らしさをアピール
記事配信日:
2025/01/17 16:10 提供元:共同通信PRワイヤー
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*イタリアパビリオンでのファルネーゼアトラス、ティントレット、カラヴァッジョの名作の展示
*航空宇宙、水中、グリーンエネルギー、グリーンスチールの未来:最先端 技術、イノベーション、イタリアの創造性の極み
* Mimmo Paladino、Jago、Oriana Persico、Francesca Leoneなどの現代的作品による芸術と科学
*万博会場でのオペラと音楽の上演、パビリオンで毎日「アペリティーボ」の時間に行われるイタリアの一流アカデミーと歴史ある劇場の、プロフェッショナルな才能と同国最高のアカデミーのミュージシャンおよびパフォーマーによるライブパフォーマンス
*国際参加者会議2025年(IPM 2025 /International Participants Meeting)の期間中、イタリアは「個別記者会見」と「パビリオンショーケースフォーラム:グローバルビジョンの共有」の2つのイベントに参加。他の参加国パビリオンとの2025年大阪・関西万博の計画、見どころ、イベントを探るユニークな機会
【ローマ2025年1月17日ANSA=共同通信JBN】2025年大阪・関西万博のイタリア政府代表を務めるマリオ・アンドレア・バッターニ(Mario Andrea Vattani)大使は、ルネッサンスの理想都市の最新の現代的な解釈であるStudio MCA(Mario Cucinella Architects)がデザインする2025年大阪・関西万博のイタリアパビリオンに関する最新情報を紹介しました。パビリオンのメインテーマは「Art Regenerates Life(芸術はいのちを再生する)」です。バッターニ氏は、「イタリアパビリオンは発見のギャラリーとなり、来館者にメイド・イン・イタリアの素晴らしさをたたえる体験を提供します」とバッターニ大使は述べました。
「生きた実験室、文化とビジネスチャンスが出会う『驚異の部屋』、そして伝統と革新が融合する舞台です。イタリアの古典的な名作の祭典であると同時に、イノベーションに焦点を当て、イタリアの風土と文化の卓越した多様性を表現します。この素晴らしい機会を通じて、2025年の大阪・関西万博で、そして、世界に向けて、グローバルな舞台でイタリアのイメージを広げ、アップデートすることを狙いとしています」と語っています
2025年大阪・関西万博で、イタリアは、生命科学から、イタリア宇宙機関による航空宇宙、Italian National Hub of La Speziaによる水中技術に至るまで、創造性とハイテクおよび持続可能性を融合できる国としてアピールします。エネルギーに関しては、ダニエリグループのグリーンスチールに関するプロジェクトに焦点を当てます。グリーンスチールは鉄鋼業界に革命をもたらし、大幅なエネルギー削減を可能にしただけでなく、華々しい要素もある革新的な技術です。パビリオンでは、デジタル電気炉を楽器として使用する初のコンサートが開催されます。
Ganigaのテクノロジーを利用して、イタリアでもAIベースの選別システムによるリサイクルが推進される予定です。
これらのコンテンツを通じて、イタリアは人間を中心に据えた開発、包括性、多様性へのコミットメントを再確認し、成長とイノベーションのグローバルモデルを推進します。
文化はイタリアの大きなアイデンティーの1つであり、ナポリ国立考古学博物館(MANN)所蔵の大理石彫刻「ファルネーゼアトラス」をはじめとする古代美術の名作の展示がパビリオンの中心となります。アジアで初めて展示されるこの 2000キログラム、高さ2メートルの芸術作品は、芸術と科学を融合し、人類と宇宙の関係を表現しています。
万博史上初めて、教皇聖座が、イタリアパビリオンに専用コーナーを設け、カラヴァッジョの絵画「キリストの埋葬」(1604年)の原画を展示します。この展示では、地面からわずか30センチという前代未聞の至近距離から名作を目線の高さで間近で鑑賞できるため、親密かつ没入感のある鑑賞体験が可能です。
イタリアと日本の文化的つながり: イタリアパビリオンは、イタリアと日本の深い文化的なつながりを表現します。天正遣欧使節を率いた4人の日本人武士の1人である伊東マンショを描いたティントレットの「伊東マンショ肖像画」(1585年)がミラノのトリボルチオ財団から貸与され、イタリアパビリオンで展示されます。
Arturo Ferrarinの飛行機は、イタリアの先駆的なパイロットであるFerrarinが1920年に史上初のローマ・東京間の飛行を成功させたことを記念して、この特別な機会のために専門家によって作られたSVA飛行機の骨格を厳密に再現しています。
現代芸術にも大注目です。Mimmo Paladino、Jago、Oriana Persico、Francesca Leoneなど、科学的研究と芸術的表現を融合させた芸術家の作品が展示されます。イタリアのデザイン展示と職人の技術によって、万博全体を通して来場者の体験をさらに豊かにします。
また、イタリアはADI(工業デザイン協会)と協力し、2025年大阪・関西万博の特別版として、ヨーロッパで最も歴史があり権威のあるデザイン賞であるコンパッソ・ドーロ国際賞のプロモーションも行っています。受賞製品はイタリアパビリオンで展示されます。また、ファッションや食品など、「メイド・イン・イタリア」の本質とイタリアの輸出および経済の主要分野も強調されます。健康的なライフスタイルのための高品質な食品と料理:パビリオンのレストランでは、イタリア風の庭園を眺めながら、地方のレシピや最高級のイタリア産食品を試食するチャンスが提供されます。メニューは毎週変わり、その週にパビリオンで紹介されるイタリアの地方の味を再現した「地方週間」の地方料理からインスピレーションを得たものとなります。
パビリオンの劇場では、イタリアのトップアカデミーの若い才能とプロのアーティストによる充実したライブパフォーマンスが毎日開催され、イタリアの音楽、クラシック音楽、ジャズ、ロック、ポップス、伝統的なイタリアの民族音楽でアペリティーボ(夕食の前に軽食をつまみながら飲み物を楽しむ)の時間を盛り上げます。ユネスコ無形文化遺産であるイタリアオペラが、イタリアの文化プログラムの一環として取り上げられます。
イタリアパビリオンには、イタリアの18カ所の地域に加え、大学、音楽・芸術アカデミー、国立研究センターなどが出展し、イタリアの豊かな多様性、イノベーション、および未来志向のビジョンを体現します。イタリアの各地域によるライブパフォーマンス、美術展示、国際フォーラムが開催され、イタリアの多様性と生き生きとした文化遺産が表現されます。
2025年大阪・関西万博において、イタリアパビリオンは引き続き伝統と現代性の架け橋となり、過去、現在、未来をつなぐビジョンを共有します。描かれるその未来の基礎には人間がいます。
2025年大阪・関西万博は「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、2025年4月13日から10月13日まで開催されます。Studio MCA(Mario Cucinella Architects)がデザインしたイタリアパビリオンでは、これを「Art Regenerates Life(芸術は生命を再生する)」というテーマを解釈しています。
(日本語リリース:ANSA提供)
ソース:General Commissioner’s Office of Italy for Expo 2025 Osaka
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