卓球の新リーグ「Tリーグ」の男子チーム「T.T彩たま」の応援スタイルがエンターテインメント性に富んでいる。
2018年12月9日、J-CASTトレンド記者が東京・アリーナ立川立飛で行われたT.T彩たまのホーム試合を観戦した際、そのユニークな応援法を目撃した。
スクワット応援で選手に「ゴーゴー」
T.T彩たまには、大きくわけて4種類の応援がある。男女混合のダンスチーム「TERRA(テラ)」が、試合前に応援の方法を観客に教えてくれた。4つのうち2つは手拍子とかけ声、選手の名前を呼ぶオーソドックスな応援だ。
応援1『「T.T」パパパン(手拍子×3)「彩たま」パパパン「○○(選手名)」パパパン「○○」パパパン』
応援2『ゴーゴー、○○(選手名)、いけいけ、○○』
3つ目は、プロ野球の「広島東洋カープ」でおなじみの「スクワット応援」だ。その名のとおり、選手の名前を呼びながらスクワットをする。テラ主導のもと、タイム中やゲーム間のインターバルなどによく行われた。立ったり座ったりが難しい場合、立ち上がる代わりに両手を大きく上げるだけでもよい。実際、会場には手だけで参加している人も多かった。
4つ目は、最も手の動きが複雑な「ダンス応援」だ。「ゴーゴー、T.T彩たま」のかけ声の中で、こぶしを前に突き出すポーズや、多国籍ガールズグループ「TWICE」が流行らせた「TTポーズ」(両手の人指し指を下向きに伸ばし、親指を90度に広げて2つの「T」の文字をつくる)を取り入れたダンスをする。記者は、テラのメンバーを見よう見まねで3~4回やっているうちに自然と覚えられた。
テラは試合前と2試合目の休憩時間に、これらの応援の動きや、卓球のドライブ、スマッシュをイメージした動きを取り入れた、ダンスパフォーマンスを披露した。アクロバティックな動きで観客を楽しませた。