大学対抗アイドルコピーダンス日本一決定戦「UNIDOL」を主催する「UNIDOL実行委員会」は2018年8月17日、「平成で一番好きなアイドル」と「平成で一番好きなアイドルソング」ランキングを発表した。
トップ10アイドル部門では「ハロプロ」系、アイドルソング部門ではAKB48の楽曲のランクインが目立った。
好きな曲1位は「サイレントマジョリティー」
ランキングはUNIDOLに出場する全国のアイドル好きの女子大生93人を対象としたアンケートをもとに作成された。参加者には1~3位まで記入してもらい、1位の項目には5ポイント、2位には3ポイント、3位には1ポイントを加算した。
好きなアイドルで1位に輝いたのは、元AKB48の前田敦子さん(77ポイント)だ。AKB48の初代センターであり、選抜総選挙では2度1位を獲得している。2位には元℃-uteの鈴木愛理さん(49ポイント)がランクイン。「アイドルとして完璧」との声が上がった。
3位~10位を見ると、4位に元モーニング娘。の高橋愛さん(28ポイント)、7位に松浦亜弥さん(24ポイント)、8位に元モー娘。の鞘師里保さん(23ポイント)、9位に元Berryz工房の嗣永桃子さん(22ポイント)と、ハロプロ系のアイドルが多くランクインした。
接戦となった「好きなアイドルソング」で1位に選ばれたのは、欅坂46の「サイレントマジョリティー」(58ポイント)。「同質社会へのアンチテーゼ」を歌う曲で、プロモーションビデオ(PV)の再生回数は1億回を突破している。
トップ10には、2位の「ヘビーローテーション」(57ポイント)、同率4位の「会いたかった」と「ポニーテールとシュシュ」(いずれも30ポイント)、7位の「言い訳Maybe」(25ポイント)と、秋元康さんが作詞したAKB48の楽曲のランクインが目立った。
「AKB48は楽曲・メンバーともに平成を代表する人気」
UNIDOL実行委員会はこの調査結果を、以下のように総括している。
「やはりAKB48は楽曲・メンバーともに平成を代表する人気を持っていることがわかりました。AKB48でランクインしている楽曲はいずれも総選挙の前後にリリースされている楽曲であり、やはり総選挙が大きな影響を与えているようです。(中略)また、平成8~11年で生まれた現在の女子大生は、幼少期には松浦亜弥やモーニング娘。、小学生から中学生にかけて℃-ute やBerryz工房などグループは違えどハロプロのアイドルへの愛着も強いことがわかります」
<平成で一番好きなアイドルランキングトップ10>
1位「前田敦子」(元AKB48・77ポイント)
2位「鈴木愛理」(元℃-ute・49ポイント)
3位「平手友梨奈」(欅坂46・29ポイント)
4位「渡辺麻友」(元AKB48・28ポイント)
4位「高橋愛」(元モーニング娘。・28ポイント)
6位「白石麻衣」(乃木坂46・26ポイント)
7位「松浦亜弥」(24ポイント)
8位「鞘師里保」(元モーニング娘。・23ポイント)
9位「嗣永桃子」(元Berryz工房・22ポイント)
10位「百田夏菜子」(ももいろクローバーZ・19ポイント)
<平成で一番好きなアイドルソングランキングトップ10>
1位「サイレントマジョリティー」(欅坂46・2016年)
2位「ヘビーローテーション」(AKB48・2010年)
3位「LOVEマシーン」(モーニング娘。・1999年)
4位「会いたかった」(AKB48・2006年)
4位「ポニーテールとシュシュ」(AKB48・2010年)
6位「恋愛レボリューション21」(モーニング娘。・2000年)
7位「言い訳Maybe」(AKB48・2009年)
8位「行くぜっ!怪盗少女」(ももいろクローバーZ・2010年)
9位「桃色片想い」(松浦亜弥・2002年)
10位「What is LOVE?」(モーニング娘。・2014年)