バカッターになる男ならない男 ギャルウォッチ的分析 

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   2013年頃にツイッターなどでバカげた投稿を晒す「バカッター」が大繁殖したのは記憶に新しいところですが、最近ではユーチューブやインスタグラム、ニコニコ動画などに、迷惑行為を収めた動画を公開する悪質な行為が目立っています。

   おでんツンツン男に、チェーンソー男、最近ではお酒ツンツン男――と、度重なるイタ~イ迷惑動画に呆れた人も多いでしょう。

   では、なぜ彼らはこういった迷惑動画を晒してしまうのでしょうか。

   今回はその疑問を紐解いていきたいと思います。

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「勘違い」が落とし穴

   【その1:「目立ちたい」「人気者になりたい」といった精神の表れ】

   まず1番に言えることは、彼らの「目立ちたい」「人気者になりたい」といった精神です。

   周囲からチヤホヤされたい、注目されたい心理状態からこういった行為に及ぶケースが多く、彼らの場合、周囲に認められたいといった承認欲求の気持ちが非常に強いのだと言えるでしょう。

   また、ネット(バーチャル)の世界だからこそ、友達以外の知らない人と交流出来るため、違った意味で注目される動画を公開することで、一種のヒーローのような感覚に陥るのだと思います。

   【その2:「今が楽しければいい」といった浅はかな考え方】

   次に挙げられるのは、若者達が思い描く「今が楽しければいい」といった、浅はかな考え方です。

   みなさんも若い時は、少なからず、将来のことよりもその場のノリや、今をいかに楽しく過ごすか――と、目先の利益や快楽を求めて暮らしていたこともあったのではないでしょうか。

   実際に私も高校生だった10代の時には、「その場が楽しければOK!」と、将来のことよりも、いかに毎日を有意義に過ごすかを重点に、その日暮らししていたように思います。

   そして、そんな思いがあるから故に、遊びの延長の"線引き"が分からなくなってしまうと言えるでしょう。

   【その3:「みんなも楽しんでくれるはず!」といった勘違い】

   その2からの続きになりますが、周りの友達と遊んでいる感覚で、「自分や友人が楽しいと思うことは、ネットを見てくれているみんなも楽しんでくれるはず!」と、変な勘違いをしてしまうことも挙げられます。

   また、SNSの魅力は知らない人とも交流出来ることですが、会ったことのない人からコメントや「いいね!」がくることで、それがいつしか快楽に繋がり、さらにはひと目を引くために過激な行為に及ぶと言えるでしょう。

【grp】 grpとは「ガールズ・リサーチ・プレス」の略で、「ギャル診断テスト」を受け、合格した正真正銘のギャル限定の会員で行われるリサーチ&ランキングからなるエンタメサイト。平均17.2歳、全国各地のギャルたちからアンケートを収集し、そのデータをもとにランキング形式で公開している。流行に敏感で、流行を作り出す「ギャル」オンリーのリサーチ情報なので、通常のランキングとはひと味違う近未来予測的なものとなっている。

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