愛猫家のつるの剛士「『命を飼う』ことについて考えて」猫の里親探しプロジェクトを応援

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   ネスレ日本は「ネスレ ピュリナ ペットケア」事業の一環として、猫の里親探し活動を支援する「ホゴネコ サポート プロジェクト」を開始する。猫の里親探しを展開している「ネコリパブリック」とマガジンハウスの雑誌「anan」と共同運営する。

   2016年11月7日、東京都渋谷区で共同プロジェクトの発表会が開かれ、ネスレ ピュリナのホルツァー健二さん、ネコリパブリック代表取締役の河瀬麻花さん、「anan」の北脇朝子編集長が登壇した。愛猫家のタレント・つるの剛士さんも招待され、猫の思い出や保護猫の取り組みについて語った。

タレントのつるの剛士さん
タレントのつるの剛士さん

里親募集経験「あり」

   10代の頃から絶えず猫を飼ってきたというつるのさんの自宅には、2匹のスコティッシュコールドがいる。子ども5人と犬1匹も加え、「10人の命を預かっております」と話した。

つるの家の猫たち。茶子(左)と夢子(右)
つるの家の猫たち。茶子(左)と夢子(右)

   つるのさんも里親を募集した経験がある。アメリカンショートヘアの「メグ」というメス猫を飼っていた時、不妊手術に踏み切るか悩んだが、「赤ちゃんを産ませてから去勢しよう」と決め、里親の募集を始めると出産前に引き取り手が見つかったという。「その後はこんなに大きくなりましたよ、こんな表情してますよって写真とお手紙をくれまして、その家族とのつながりができましたね」。

   司会者に「不妊手術は苦渋の決断だったか」と聞かれ、「この子(メグ)の猫人生を考えた時に、飼い主として去勢させて責任を果たすのが大事だと思った」と言う。「毎日、猫だけで200匹が殺処分されているが、どう思うか」と問われると、「無責任な飼育放棄や、『ネコブーム』の裏にある乱繁殖を少しでも減らさないとこの現状は終わらないので、一人ひとりの飼い主が考えていかないといけない」と主張した。

   発表会見後には記者の囲み取材に応じた。「空前の『ネコブーム』に影響されて猫を飼っても、育てるのが大変で、手放したくなる人もいる。どう思うか」と尋ねると、

「そんな人は最初から飼わないでいただきたい。フードファッションとは違うのだから、責任を持っていただきたい。『命を飼う』ことについて考えて」

と熱く語った。

ネコリパブリック代表取締役の河瀬麻花さん(左端)、ネスレ ピュリナのホルツァー健二さん(左から2番目)、「anan」の北脇朝子編集長(右端)
ネコリパブリック代表取締役の河瀬麻花さん(左端)、ネスレ ピュリナのホルツァー健二さん(左から2番目)、「anan」の北脇朝子編集長(右端)
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