ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア(SCEJA)は「PlayStation 4」(PS4)のキャンペーン「できないことが、できるって、最高だ。」を展開している。
PS4のもつ「圧倒的な描画力」は、これまでのゲーム機にない「驚異的な臨場感と没入感」を味わえるという。
ミュージカル調で「これはできない~」
2015年9月16日から放映開始された、テレビCM第1弾は「できないことが、できる」体験を伝えるもの。夢に描いても到底実現できなさそうなシーンを、テンポの良いミュージカル調で描いている。
CM冒頭では、スーツ姿の会社員がビルから落下。「I can't do this.(これはできない)」と歌いながら地上に近づくと、交差点に置かれたトランポリンへ着地。そのまま跳ね返って、ビジネス街へ消えていく。
その後も、空きビンに念を送るだけでまっぷたつに割る少年や、超高速で縦列駐車をする女性、素足で海面をすべる男性たちなど、「できないこと」を楽しんでいる人々を紹介する。
CMを手掛けたクリエイターの小西利行氏によると「できるだけリアルな映像」にしたいとの思いで、トランポリンのシーンなどは、CGや合成を駆使しながらも、実際に飛び跳ねている様子を撮影。ビルから落ちるシーンはわざわざカメラを(ドローンで)落下させるなど、のべ10日に及んだ撮影はこれまでで「もっとも過酷なもの」になったとの事。とことんリアルにこだわり抜いていて、小西氏は「手作り感」とともに「ハッピーな読後感」を追及した作品だと語っている。