じぶん銀行(東京・新宿区)は2013年3月22日から、Android(アンドロイド)スマートフォン向けのアプリをバージョンアップし、「じぶん銀行スマートフォンアプリV5.0」の新たな機能に「電子マネーリーダー」を追加して提供を始めた。
iPhone(アイフォーン)向けアプリについても近くバージョンアップの予定だ。
金融機関では国内初のサービス
じぶん銀行のアプリ機能として「電子マネーリーダー」が加わったことで、Androidスマートフォンにカード型電子マネーをかざすとSuicaを含む全国の交通系電子マネー、楽天Edy、nanacoの残高確認が可能となった。じぶん銀行の口座を持っている人だけでなく、それ以外の人もアプリをダウンロードすることで利用できる。
金融機関による、こうした種類のAndroidスマートフォン向けアプリの提供は日本で初めてという。じぶん銀行の口座保有者であれば、そのままチャージが可能となる。
このほか今回のバージョンアップで利便性がアップした機能として、外貨預金取扱通貨の拡大に伴って米ドル、ユーロ、豪ドル、中国元に加え、新たにブラジルレアル、韓国ウォン、南アドル、ニュージランドドルの外貨為替レートとチャート表示もスタートさせた。
すでにじぶん銀行のスマートフォンアプリを使用中の人は、バージョンアップの手続きによって「じぶん銀行スマートフォンアプリV5.0」を利用できる。