ほとんどの年代で夏に冷えを感じる女性が増加中
新しいセルフメディケーションとしての「血めぐりケア」を提唱する『血めぐり研究会』が2010年5月に行った調査によると、20~60代の女性600人のうち、「夏に冷えを感じる」割合が全体で5割にのぼり、特に20代、30代では6割を超えていることが分かった。08年3月に実施した調査(対象・人数同じ)の結果と比べても全体で約1割増加しており、年代的にみても、「横ばい」の60代を除き、20~50代の各年代で増加傾向を示しているという。
「夏冷え対策」として、『血めぐり研究会』と同研究会代表を務める東京女子医科大学附属青山自然医療研究所クリニック・川嶋朗所長は、薄手のカーディガンやストールをはおるのはもちろん、夏でもなるべく湯船に入るようにし、冷えを感じたら腰などに温熱シートを張るようすすめている。
また、一年のうち「不調」を感じる時期については、特に20代に「花粉の時期」「梅雨時」との回答が目立った。まさに今の時期、体調管理には気をつけたいところだ。