広瀬すず×木戸大聖×岡田将生 映画『ゆきてかへらぬ』 新場面写真9点 & 海外版ビジュアル一挙解禁!!
2025年2月21日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほかにて、全国公開される映画『ゆきてかへらぬ』。
今回、新場面写真9点と海外版ビジュアルが一挙解禁となった。
揺らぐ泰子の想い
新たに解禁された場面写真には、駆け出しの女優・泰子、不世出の天才詩人・中也、のちに”知の巨人”と呼ばれる文芸評論家・小林の過ぎ去って戻ることのない日々が鮮やかに映し出されている。
はぐれ者同士、京都で一緒に暮らし始めた泰子と中也の美しい時間、何者かになりたくて飛び出した東京での日々、小林の登場で揺らぐ泰子の想い。
刹那の青春
そして始まる三人の歪(いびつ)で複雑な関係。
まだ何者でもなく先の見えない焦燥を抱えながら、時に己を壊すほどの強い想いを貫き駆け抜けた、三人の刹那の青春を感じる場面写真となっている。
危険なほど美しい横顔
同時に解禁となった海外版ビジュアルは、広瀬すず演じる泰子の危険なほど美しい横顔がクローズアップされたデザイン。
中也と小林、才気ある二人のアーティストに同時に愛され、愛によって壊れていく泰子のあどけなさと狂気が混在しているような表情が印象的だ。
ロッテルダム国際映画祭・正式出品
さらに、第54回ロッテルダム国際映画祭・ビッグスクリーンコンペティション部門への正式出品が決定した。
オランダ第二の都市ロッテルダムで開催される本映画祭は、世界三大映画祭に次ぐ重要な映画祭のひとつ。
今回は2025年1月30日~2月9日(現地時間)に開催されるが、この度、『ゆきてかへらぬ』が正式出品作品として選出されたことが発表された。
オランダの観客に…
本作がノミネートされたビッグスクリーンコンペティション部門は、一般の映画ファンから選ばれた審査員によってアワードを選出し、受賞作はオランダでの公開やテレビ放映も見込まれるという画期的な部門。
『ゆきてかへらぬ』が、オランダの観客にどのように受け入れられ、評価されるか注目が集まる。
現地へ渡航
根岸吉太郎監督も「先進的な映画を発掘し続けるロッテルダム国際映画祭に『ゆきてかへらぬ』が選出されたことは大変光栄です」。
「オランダの観客の皆さんに、日本の、しかも大正時代の青春の葛藤をどのように受け入れていただけるか、今から楽しみにしています」。
「瓦屋根の織りなす日本の建築の美しさやモガモボの当時のファションを楽しみながら、二人の若者の間を揺れ動く若い女性の激しい生き方(それを演じ切った広瀬すず)に国と時代を超えた深い共感を抱いていただけたらと願っています」と選出への喜びを語った。
上映に向けて、現地へ渡航し観客の反応を直に体感する予定だ。
©2025 映画「ゆきてかへらぬ」製作委員会 配給:キノフィルムズ