「中国における日系物流業の市場動向」をリスクモンスターチャイナが発表

リスクモンスターチャイナが、「中国における日系物流業の市場動向」という自社調査レポートを公開しました。

リスクモンスターチャイナが行った調査の概要

利墨リスモン調べは、中国の日系企業データベース及び業界情報を用いて独自に行っています。今回の調査では、2023年3月時点の中国全土の法人登記情報を基に、日本企業出資の中国企業及びグループ企業27,968社の中から、運輸・倉庫・郵便業に分類される1,016社を対象として調査を実施しました。

中国における日系物流業の市場動向

調査では、中国に進出している日系物流業について多角的に分析され、親会社ごとの企業数や地域別の分布、企業数の推移などが詳細に調査されています。調査結果、日系物流業の親会社ごとの企業数ランキングは、「日本通運」が1位を占める結果となっております。
細分類業種別に見ると、「複合一貫輸送・運送代理業」が最も多く、中国日系物流業では、運送代理業務に従事している企業が最多であることが分かりました。

中国日系物流業の企業数と地域分布の推移

企業数の推移を見ると、中国の日系物流業は、1981年から中国に進出して以来、企業数は増加の一途をたどっています。特に、2000年以降に急増していますが、近年では増加率がやや鈍化しているとのことです。
地域別の分布は、「上海」に最も集中しており、「広東省」、「江蘇省」が続きます。3地域で全体の6割以上を占めています。国際物流を主軸とする日系物流業は、交通インフラの利便性や港湾の利用が重要となるため、東部沿岸地域に企業数が集中していると考えられます。

調査結果への注目ポイント

近年、人口減少や経済成長率の停滞により、中国国内の需要拡大が鈍化しています。それでも、2023年の中国の港湾貨物取扱量は170億トン(前年比+8.2%)に達しており、国外との交易は拡大しています。この傾向は、海外市場の物流に関する豊富な経験やネットワークを持つ日系物流業者にとって、中国企業の海外展開を支援する新たなビジネスチャンスとなる可能性があります。
詳しい調査結果や各データは、リスクモンスターチャイナの公式ウェブサイトでご覧いただけます。
URL: https://www2.rismon.com.cn/report2412_2_j/?utm_source=rm&utm_medium=press&utm_campaign=241219

リスクモンスターチャイナおよびリスクモンスターの概要

リスクモンスターチャイナは、リスモングループ初の海外拠点として2012年に上海に設立された子会社で、日系企業向けに与信管理サービスや経営支援サービスなどを提供しています。また、リスクモンスターは、2000年から法人会員向けビジネスを展開し、現在では教育関連事業やビジネスポータル事業、BPOサービス事業、海外事業に被ビジネス分野を拡大しています。

詳細な情報は各社の公式ウェブサイトでご確認いただけます。
リスクモンスターチャイナ公式ウェブサイトURL: https://www2.rismon.com.cn/jp?utm_source=rm&utm_medium=press&utm_campaign=241219
リスクモンスター公式ウェブサイトURL: https://www.riskmonster.co.jp/?utm_source=rm&utm_medium=press&utm_campaign=241219
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