「ハム」Vセールにラーメンも 宿敵の「博多」が札幌で便乗

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   北海道日本ハムファイターズが2016年9月28日、パ・リーグのペナントを制し、道内をはじめ各地で優勝セールに沸いている。

   親会社の日本ハム(大阪市)は29日から3日間、全国のスーパーなどでウインナーの「シャウエッセン」やハムの「彩りキッチン ロースハム」、ピザの「石窯工房 マルゲリータピザ」、惣菜の「中華名菜 酢豚」などの8品を対象に優勝セールを行っている。

  • 日本ハム優勝で札幌も喜びに沸く
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ビールかけは禁止だけど

   イオン北海道では10月1日まで、「応援感謝セール」と銘打って寝具、タオル、浴室用品などを20%オフとし、食料品フロアでは栗山監督の背番号80にちなみ一部の商品を80円均一で販売する。ファッションビル「札幌PARCO」も10月3日まで5日間のセールを開催する。

   歓喜の輪は街場の飲食店にも広がっている。

   札幌のベッドタウン、恵庭市の居酒屋「ダブルインパクト」は9月27~29日の3日間、飲み放題料金を半額とするキャンペーンを実施。ツイッターで「ビールかけは禁止だけど、浴びるほど飲もうー」と呼び掛けた。最終日の夕方、J-CASTニュースが同店に電話すると、

「優勝が決まった28日は盛り上がりました。学生をターゲットにした店なので、サワー系のお酒などが多く売れた印象です。生ビールなどに比べ原価率が低いため、店としてはあまり苦しい思いをせずに済みました。29日にも約15名の団体客2組の予約が入っており、普段より好調ですね」

と、Vセールの手ごたえに頬を緩めている様子。


   日本ハムと最後まで優勝を争ったソフトバンクホークスの地元、福岡を本拠とするラーメンチェーン「博多一風堂」の札幌市内の3店舗では、優勝マジック1の時点で、

「たとえ優勝争いの相手が福岡ソフトバンクホークスだとしても、札幌3店舗は日本ハムファイターズを応援します! 優勝決定翌日は終日替玉無料です!!」

とツイッターで宣言。ライバルの優勝にエールを送るかたちで29日、「替玉無料無制限」の大盤振る舞いを行った。とくに札幌平岡店では、「好評につき」閉店を通常より1時間遅らせ、午前零時まで営業した。


   同業の札幌ラーメンチェーン「味の時計台」は、29日限定で全商品半額の優勝セールを敢行。ただし、こちらは「混乱を避ける為に直営店のみで対応させて頂きます」(同店のホームページ)ということで、国内54店舗のうち直営店14店舗で実施する控えめな対応となった。

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