新企画「1000円から始める外為バトル」がスタート。早稲田大学と明治大学を代表するマネー通の学生が、元手の1000円を出発点に成績を競います。どのように売り買いして、どのように増やしていくか、まさに力量が試されます。知力・体力を傾けての対決を始めるにあたり、2人に抱負を語ってもらいました。
疑問符が残らぬように(早稲田)
私は、米ドルを中心に取引を行っています。チャートの動きから将来の相場を予想するテクニカル分析も行っていますが、私が取引を行う際に最も重視している点は、各国の経済政策や日々のニュースなどのマクロ的な部分です。
先日、イギリスでEUを離脱するか否かの国民投票が行われました。ご存知のとおり結果は離脱派の勝利でした。結果が明らかになると、1ドル=105円台後半をつけていたのが、わずか1時間で99円台まで円高が進みました。これは将来のイギリス経済に対する不安が広がり、比較的安全とされる円が買われたのが原因です。このようなケースはまれではあるものの、テレビなどで見かける何気ないニュースが、為替相場を動かすことは少なくありません。
私は1000円の資金で米ドルの取引を行い、その売買の模様を毎週記事にしていきます。記事を書くにあたっては、読者の皆様にできる限り分かりやすく伝えていくという点を心掛けていきます。
なぜここで円高、あるいは円安に振れると予想したのか。どういうニュースが為替相場にどう影響していくのか。学生という立場で、自分なりの意見や考えをしっかりと述べていき、できるだけ皆様に疑問符が残らないような記事を書いていきたいと思います。
目標は、対戦相手の明大生に勝利し、できる限り資産を増やしていくことです。私自身楽しみながら今回の企画に挑戦していきますので、応援のほど、よろしくお願いいたします。(早稲田YT)