半数は「夫の仕事に不満」 高給取りも覚悟せよ、妻からの三行半

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「会社では朝から晩までせっせと働き、疲れて帰宅すると妻から小言を言われ......」

   結婚して何年もたたない友人からこんな愚痴を聞かされて、思わず「人生の墓場」というワードが頭をよぎってたじろいだ経験のある人、いますよね。男性がますます「結婚」に怖気づきそうなある調査結果が最近、明らかになったので、怖いもの見たさに――。

「給料が低い」に不満集中

「金の切れ目が縁の切れ目」基準高過ぎ!
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   「離婚したくなる亭主の仕事」調査を実施したのは、与信管理サービスのリスクモンスター。2016年3月、昨年に続き第3回の調査結果を発表した。

   20~49歳の女性300人を対象に「夫の仕事に対する満足度」を聞いたところ、「不満はない」が51.7%で、「不満がある」の48.3%をわずかに上回った。3回目の調査で初めて「不満はない」が上に。

   夫の年収別で、「不満がある」と回答したのは300~400万円(65.2%)。400~500万円(62.1%)、300万円未満(50.0%)の順。800~1000万円でも25.0%いたが、1000万円以上になると0%となった。

   世帯収入別では、300~400万円(66.7%)、400~500万円(64.8%)、300万円未満(50.0%)と続き、こちらは1000~1500万円でも20.0%。ちなみに「妻が働いている」のは55%

   夫の仕事に対する不満理由では、「給料が低い」が全体の73.1%。夫の年収800~1000万円の人も20.0%が不満の理由にあげた。以下「残業が多い」(40.0%)、「福利厚生が不十分」(22.8%)、「休みが少ない」(21.4%)、「勤務形態が不規則」(19.3%)が続いた。

   「夫の仕事が原因で離婚したいと思ったことがあるか」については、「ある」が全体の13.8%、「ない」が86.2%だった。

   夫の年収別では、「ある」と答えた人が最も多かったのは800~1000万円で40.0%にも上った。300万円未満(28.6%)、300~400万円(16.3%)、600~800万円(15.4%)と続いた。

   世帯年収別では300~400万円と400~500万円が1位(26.3%)に。300万円未満(22.2%)、800~1000万円(13.0%)。

   離婚したいと思う理由については、「給料が低い」「残業が多い」がともに85.0%でトップ。「将来性が感じられない会社」の25.0%に大きく水をあけた(調査は2016年1月23~24日にかけてインターネットで実施)。

節約は絶対にいや

   年収が800~1000万円あっても、夫の仕事に不満を持ったり、離婚したいとまで思いつめる女性がかなりの数に上るというのは、いささか切ない話だが、現実に「年収1000万円では足りない」という女性の本音がネット上には紹介されている。

   グルメ情報サイト「東京カレンダー」の連載、「東京婚活事情」に登場した「商社マンの夫の年収じゃ満足できない!」という美人妻のエピソードは、世の男性を戦慄せしめるほど、欲望全開だ。

   「亜美」は31歳、ラグジュアリーブランドの外資系会社に勤め、年収約700万円。夫は33歳、大手総合商社に勤め、年収約1100万円。「デキ婚」で、息子が1人いる。

   結婚前は、「お金の心配をしないで港区に住みたい」と目線が高く、「年収3000万以上の人と結婚したいの」と言って憚らなかった亜美。しかし妊娠により今の夫と交際数か月で結婚することになり、

「私は、もう逆立ちしたって、港区の豪華なタワーマンションに住んで優雅な主婦生活を送れることはないの。商社マンなら、プラスお家がお金持ちじゃないといけなかったのに」

と、激しく後悔。夫の今の収入では、主婦に収まると節約生活が避けられず、それは絶対に嫌だと思ったそうだ。

   結局、めでたく仕事に復帰することになり、しかも同じ会社の年下男性と不倫の道へ。

「いつか時が来たら彼と一緒になれたらいいなって思うの......」

   記事は、「亜美のような女は、東京に多く生息している」と、コワイ一文で締めくくられている。(MM)

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