連絡手段として「LINE」が当たり前に使われるようになりつつある今、勤務先への遅刻や欠勤連絡もLINEで済ませてしまうことが度々議論になる。
当初は「LINEで連絡なんてありえない、電話ですべき」という意見が多かったが、そうした反発がだんだん弱まってきているようにもみえる。平成生まれの若手社会人以外からも、「LINEで業務連絡、別にいいじゃん」との声が目立ち始めているのだ。
スタンプ付きで「遅刻します」と来たら・・・
ニュースサイト「日刊SPA!」に、新入社員からLINEで「遅刻します」とスタンプ付きで送られてきたらどうすべきか、という記事が掲載された(2015年11月17日)。
「A:とりあえずその場で電話して、『LINEで言うな』と指摘する」
「B:LINEで『了解』とだけ送って、会社でのルールを教えてあげる」
「C:LINEで『このようなことは電話しろ』と説教メッセージを送信」
「D:特に返信せず、会社にきたときに直接指導する」
という4つの選択肢があげられ、FeelWorks代表取締役の前川孝雄氏が、若者も気を遣って電話よりも手短に済むLINEを使っているかもしれないとした上で、「返信した後でやんわりと『おじさんのルール』を教えてあげる」というBが正解だとしている。
最もNGなのは、「人間、無関心が一番ダメージが大きい」という理由でDとなっている。