LINEで連絡したのに・・・無断欠勤扱い
基本的には上司の考え方や職場の空気に従えばよさそうだが、LINEでの業務連絡はやはり気を付けた方がいいという例が、ダイヤモンド・オンラインの、キャリアコンサルタント・櫻井樹吏氏による記事(14年10月8日)で紹介されている。
新卒で運送関係の仕事に就職したAさんが、先輩の男性とLINEのアカウントを交換し、業務の復習やちょっとした相談をするようになった。ある日、体調不良でその先輩に「欠勤させてください」とLINEでメッセージを送ったが、先輩は運転中のため気付かず。Aさんは本社への連絡を怠っていて、無断欠勤扱いになってしまったという。
櫻井氏は、「Aさんの場合は先輩とのやり取りがそのままスタンダードになり、LINEを使用するのが当たり前という認識になってしまったようです」とした上で、
「あくまで雇用主は会社なので、最初に本社へ連絡するのが一般的」
「勤務先のルールや体調不良の度合いなどの要因によって例外もあるが、欠勤は自分と会社で相談してから決定するのが望ましく、電話で直接連絡を取るのがよい」
と述べている。(MM)