米コンサルティング大手ベイン・アンド・カンパニーが、中国の女性社員の働き方についてまとめたところ、女性就業率は北欧並みで、日米より10ポイント以上高いことが分かった。調査結果を2014年11月26日、発表した。
調査によると、中国の女性の就業率は73%。ノルウェー(74%)やスウェーデン(72%)など北欧諸国と同じ水準で、日本やアメリカ(ともに62%)など、先進国よりも高い。
女性の72%が役員などのビジネスリーダーになりたいと回答し、男性(70%)と比べて強いキャリア志向が見える。一方、実際の幹部登用は最高経営責任者(CEO)級が6%、取締役が8%、部長級が17%にとどまっている。