新興国経済を使ってお金を稼ぐ 「国をまたいで」個人ができるコト

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   人口ピラミッドとは、男女別に年齢ごとの人口を表したグラフのことです。

   若い人が多く、老人が少ないほど経済的には有利であるという現実から、このグラフがピラミッド型になっている国は今後の成長余地が大きいと言われています。逆に、年少者が少なく中年?高齢者が多いツボ型になっている国は、高齢化問題に苛まれるといわれています。(そして、その急先鋒が日本です)

人口ピラミッドから考える

日本の2020年人口ピラミッド(総務省統計局サイトから)
日本の2020年人口ピラミッド(総務省統計局サイトから)

   2014年現在、ピラミッド型になっているのは、フィリピンやインドネシア、インドといった新興国。ちなみに、中国やシンガポールやタイも、徐々にツボ型になっています。

   この中でも、素晴らしいのがフィリピン。

   なにせ、1950年くらいからずーっと綺麗なピラミッド型で、2050年くらいまではそれが続きそうだからです。

   なぜ、フィリピンはこんなに綺麗なピラミッドが続くのでしょうか?

   ピラミッドを保つために必要な事は、子供がたくさん生まれることと、老人が早く死ぬことです。

   このコラムでも何度かお伝えしているとおり、あるお金は後先考えずすぐに使うフィリピン人。子供に関しても産むのは早いです。(しかも宗教的に中絶は不可能です)

   出生率は、3.08人。日本の倍以上です。

森山たつを
海外就職研究家。米系IT企業に7年、日系大手製造業に2年勤務後、ビジネスクラスで1年間世界一周の旅に出る。帰国して日系IT企業で2年勤務後、アジア7か国で就職活動をした経験から「アジア海外就職」を多くの人と伝えている。著書に「アジア転職読本」(翔泳社)「はじめてのアジア海外就職」(さんこう社)がある。また、電子書籍「ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行」を連続刊行中。ツイッター @mota2008Google+、ブログ「もりぞお海外研究所
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