「結婚相手の条件は、年収1000万円以上」 今どき、そんな女性は何%いるのか

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   未婚女性は、結婚相手にいくらの「最低年収」を求めているのか。30代未婚女性の場合、「年収400万円以上」が65%を超えることが、明治安田生活福祉研究所の「結婚・出産に関する調査―20~40代の恋愛と結婚」の結果から分かった。

   同研究所が2014年7月10日、発表した。多岐にわたる調査項目のなか、未婚女性が結婚相手に求める最低年収についてみると、30代女性の場合、「年収400万円未満」は22.2%、「400万円以上」は65.5%だった。

相手に「年収1000万円以上」を30代女性は4.7%

   さらに細かくみると、「1000万以上1500万円未満」は4.2%、「1500万円以上」は0.5%だった。「1000万円以上」でくくると4.7%で、おおむね「20人に1人」の割合だ。「収入は問わない」は12.2%だった。

   また、20代女性の場合は、「400万円以上」57.1%、「1000万以上」2.0%と、いずれも30代女性より低い数字だった。「収入は問わない」も同様に低く、11.6%だった。

   一方、30代未婚男性の年収をみると、「400万円以上」は26.7%、「1000万円以上」はわずか0.3%だった。

   「30代」に限定してまとめると、相手に「400万円以上」を求める女性65.5%に対し、実際に「400万円以上」の男性は26.7%。同じく「1000万円以上」を求める女性4.7%に対し、実際に「1000万円以上」の男性は0.3%。同研究所では、「女性が結婚相手に求める年収と、実際の男性の年収とはかなり開きがあるという厳しい現実が見えてきます」と分析している。

   調査は3月21~24日、ウェブアンケート方式で行った。対象は全国の20~49歳の3616人。

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