16年卒のインターンシップ実施、秋冬にずれ込む傾向に

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   マイナビの「2016年卒採用に関する企業調査」によると、インターンシップ実施の可能性が高い時期のピークは夏期(8月~9月)だが、従業員規模の大きい企業を中心に全体の約2割の企業が12月~2月の冬期に実施を検討する動きがあることがわかった。

   マイナビが、調査結果を2014年6月25日に発表した。インターンシップは「就業体験」が目的のため、直接採用に結びつけるものではないが、16年3月卒の企業の採用活動は開始時期が3か月遅くなり学部3年の3月からとなるため、冬期のインターンシップで学生との接点を増やし、企業イメージを強く印象づける狙いがあると推測される。

   調査では2016年卒のインターンシップ実施について、前年度の2015年卒にインターンシップ実施実績のある企業に「例年の実施方法から変更する点」を聞いたところ、「開催回数を増やす」企業は37.6%、「告知予算を増やす」企業は18.3%、「募集人数を増やす」企業は37.4%となった。

   また、その他の変更点として、「開催時期を1か月以上後ろ倒す」企業が4.1%に対し、「夏だけでなく新たに秋や冬などにも行う」企業は38.5%となり、時期やプログラム数を増やすことを検討している企業が多いことがわかった。

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