ベラルーシ人の面接官が食いついた! 学生が話した「海外体験」とは

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   就活シーズンまっただ中ですが、先日嬉しい知らせをもらいました。

   「サムライカレープロジェクト」参加者が、早速内定をもらったのです。

   彼は、理系の学科で学んでおり、4年で卒業する選択肢もあったのですが、就職前にいろいろ体験したいということで1年間休学し、国内で(有給の)インターンをしたり、フィリピン英語留学をしたり、サムライカレープロジェクトで、カンボジアで起業体験をしたわけです。

「海外で仕事ができる可能性が高い日本企業に就職する」

海の向こうで経験できること。
海の向こうで経験できること。

   国内、海外で就業体験をして彼が感じた事は、海外で働くのは楽しい!ということでした。また、カレー屋をやっていて感じた事は、インドアで自分の作業をすることも好きだが、それ以上に外に出て顧客と話をするのが好きだ。ということです。

   と、同時に「新卒で海外就職するのは得策ではない」と感じました。自分は大学で学び、インターンで培った専門性はあるが、海外で即戦力として雇われるにはまだ早い。日本の会社に所属して、力を付けたいと感じたからです。

   そこで彼がとった手段は「海外で仕事ができる可能性が高い日本企業に就職する」ということです。

   自分が専門とする分野の業務がある企業のWebページを、規模の大小問わず片っ端から確認し、海外に進出している会社をリストアップしました。

   また、インターンシップ先や大学の教員、親戚などに、「自分は今就職活動中で、できるだけ早くから海外で働きたいと考えていている。そういうチャンスがある会社があれば紹介してほしい」とあちこちでお願いしていました。

森山たつを
海外就職研究家。米系IT企業に7年、日系大手製造業に2年勤務後、ビジネスクラスで1年間世界一周の旅に出る。帰国して日系IT企業で2年勤務後、アジア7か国で就職活動をした経験から「アジア海外就職」を多くの人と伝えている。著書に「アジア転職読本」(翔泳社)「はじめてのアジア海外就職」(さんこう社)がある。また、電子書籍「ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行」を連続刊行中。ツイッター @mota2008Google+、ブログ「もりぞお海外研究所
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