今年(2014年)もバレンタインデーが近づいてきた。社会人女子にとっては、会社で配る義理チョコに頭を痛める時期でもある。
ネットでは「女性社員が少ない職場なので、かなりな負担」「お世話になっている上司だけにあげたいけど、もらえない上司が拗ねるので、結局全員に配る…」など、義理を果たすための女性たちの苦労がしのばれるコメントが…。
「お返ししないと裏でなんか言われる」
一方、意外(?)なことに男性社員の側にも、義理チョコ不要論がある。
「全然嬉しくないし、お返ししないと裏でなんか言われる」「職場の恒例行事化する奴ウザいね」……
といった調子だ。
「若手男性9割『義理チョコは不要』」(Web R25、1月29日配信)という記事もあり、職場で配られる義理チョコについて25歳から34歳までの男性社会人200人に質問したところ、「無くても構わない」53%、「むしろやめてほしい」37%と「不要」派が大多数。「無いとさみしい」は、わずか10%という結果だった。
こうした意見は、女性側にとっても目から鱗だった模様で、「そうだったのか!? 義理チョコっていらないんだね...」「私、これ見て、今年は渡さないことにした」「そうなのか。じゃあ女の子だけでいっか?笑」など吹っ切れ感のあるコメントが見受けられた。
このように、少なからぬ男女が本音では面倒と思っている義理チョコだが、「その空気が読めないお局がせっせと買いに行ってるんですよー。付き合わされてこっちもいい迷惑」「周りが配ってるのに、1人だけやらないと冷たいと思われる」など、一度会社で慣例化されてしまうと、急に止めるのも難しいようだ。(NF)