「自分の勤め先がいわゆる『ブラック企業』にあたると思いますか?」――この質問に、20代の23.5%が「思う」と回答した。連合総研が2013年10月1~6日、首都圏と関西圏の会社員を対象に行ったアンケート調査の結果だ。
全体(2000人)の平均は17.2%で、20代を筆頭に若い世代ほど「思う」の割合が高い。業種による差は比較的小さいが、「卸売り・小売・飲食店・宿泊業」(19.1%)、「金融・保険・不動産業」(19.0%)がやや「ブラック」傾向が強かった。具体的な職場の問題状況(過去1年間)としては、「仕事により心身の健康を害した人がいる」(35.6%)、「長時間労働が日常的に行われている」(30.6%)などが上位を占めている。