損保ジャパンDIY生命保険は、全国の20~50代サラリーマン世帯の主婦1000人を対象に「2011年夏のボーナス」に関するアンケートを実施した。
ボーナスの平均手取額は67.6万円で、2年連続増加。ボーナスから夫に渡した小遣いは「0円(渡さない)」という答えが約半数の48.0%となった。
妻のへそくり平均337万円
せっかく会社からボーナスをもらっても、1円も自分の懐に入らず、すべて妻に没収されてしまう夫の姿を想像すると、なんとも気の毒な気がする。
主婦が詠んだボーナス川柳には、「ボーナスが減って夫婦の会話減る」というやりきれない句も見られた。
一方、夫に内緒の「資産(へそくり)」があるかという問いに、具体的な金額を示して「ある」と明かした主婦は44.7%。平均金額は336.6万円で、40~50代の平均はそれぞれ400万円以上。最高では5500万円という人もいた。
へそくりを溜める方法は、「結婚前に貯めたお金」という人が60.4%(複数回答)を占めたが、「結婚後、生活費を浮かせるなどしてコツコツ貯めた」という人も22.8%人いた。
1円でも安いモノを求めて、けなげにスーパーをはしごする主婦は、本当は家計の節約ではなく、自分のへそくりを増やすために行動しているのでは疑いたくなる。
へそくりの今後の見通しは、「増えていく」と答えた人が37.1%と少なくない。楽観的というか、意欲的な主婦が多いようだ。