「ニコ動」に高1エンジニア誕生 ネットには「危機感」も

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   ドワンゴが15歳の高校生エンジニアを、開発職のアルバイトとして採用したと発表した。ハンドルネーム「鳥居みゆっき」氏は、高校1年生ながらドワンゴが運営する「ニコニコ生放送」と似た機能をもつインターネット放送サイト「ニコキャスト」を運営している。

高校に通いながら週3回出勤

「恐るべき子どもたち」が控えている
「恐るべき子どもたち」が控えている

   採用は、ドワンゴ側から声をかけたようだ。鳥居氏はこれまでニコニコ動画の機能を独自に改良したり、技術的な弱点をツイッターで指摘したりしており、ドワンゴが彼を取り込んだ形となる。

   このニュースに対しては、ネット上で会社や高校生を揶揄するコメントが見られる。

「話題づくりにしか見えない」
「糞企業に囲われて狭い世界だけ見て育つのは危険だなあ」
「金稼いで女房子供養う感覚はまだ無いから、どうしても趣味の延長、夢見る夢子ちゃんだけどな」

   しかし、会社から特定の技術を評価され、名指しで声をかけられたことに対しては、素直に認めるべきという声もある。

「これはたいしたもんだと思う」
「はったりコントの就活じゃなく、ちゃんと自分の出来ることとか明確だし」

   ネットユーザーには、年上の「既得権者」を激しく攻撃している若者も少なくないが、年下エンジニアの登場に危機感や抵抗感を持つ人も。

「やべえなあ、危機感煽るよなあ」
「普段から年功序列糞喰らえって言ってんだから、こういうのはちゃんと認めるべき」
「自分より年下を客観的に評価するのって、なかなか大変なような気がする」

   「プログラムの才能のある奴は、中学卒業するぐらいにはかなりのレベルになってたりするし」と、同じような若者の登場を予感する人や、すっかり他力本願になっている人もいる。

「将来ニートを大量に雇える企業家に成長してくれ」

   鳥居氏はこれから高校に通いながら、週3日、1日3時間オフィスでアルバイトをするという。

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