<できコツ6>凡人こそ「あいさつ」をきちんとしよう!

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   多くの企業が、職場の問題として「コミュニケーション不足」を認識しています。コミュニケーション不足が、仕事のミスの原因になったり、人間関係のトラブルを生んだりします。最近お会いした企業の人事部の方々も、みなさんが同様の問題提起をされていました。あいさつは、職場のコミュニケーションの基本となるものです。恥ずかしがらずに積極的にあいさつをしてみましょう。

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「あいさつで凡人が会社を変える」を目指す

   「あいさつをきちんとする」ということの重要性は、小学校低学年から言われていることですが、できていない人は多いものです。簡単なことができていない人が多いということは、凡人にとっては大チャンスです。特に高い能力は必要ありません。今まであまりしてこなかった人は恥ずかしいでしょうし、勇気も要ると思いますが、ぜひ実行してみて下さい。

   入社して間もない新卒の最初の仕事は「きちんとあいさつをする」ことです。これだけでも周囲から「あの若いもんは礼儀正しい」と評価を得られ、可愛がられることでしょう。新卒でなくても、凡人はあいさつはきちんとしましょう。基本的なことですが大切です。特に誰かに何かをしてもらったら「ありがとうございます」は必ず言いましょう。

   「周囲がそんな雰囲気にない」とか言わないで、凡人であるあなたが密かに単独で「あいさつ促進運動」を行ってみてはいかがでしょうか? 継続しているうちに、あなたの部署が変わり、最終的には会社全体が変わるかもしれません。「あいさつで凡人が会社を変える」なんて考えたらワクワクしませんか? 早速実行してみてください。

野崎大輔(のざき・だいすけ)
フリーター、上場企業の人事部勤務などを経て、2008年8月独立。「企業を活性化させるチェンジ・エージェント」を掲げ、東京・四谷で人事コンサルタントとして活動中。野崎人事労務管理事務所代表、特定社会保険労務士。mixiでコミュニティ「できるヤツと思わせる20のコツ」を運営。09年4月からJ-CASTで「ヨソでは言えない社内トラブル」を共同執筆。
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