俳優の黒沢年雄さん(75)が2019年5月14日にブログを更新し、現在雑誌のインタビュー内での発言が取り沙汰されている俳優の佐藤浩市さん(58)について言及した。
24日公開の映画「空母いぶき」に総理大臣役で出演する佐藤さん。漫画誌「ビッグコミック」(小学館)のインタビューの中で「彼(首相)はストレスに弱くて、すぐにお腹を下してしまうっていう設定にしてもらったんです」などと発言。これが一部で「潰瘍性大腸炎」を患っている安倍晋三首相(64)を揶揄する発言だとみなされ、炎上している。
「まだ彼が若い部分があるという事で許してやって下さい」
佐藤さんの父で俳優の故・三國連太郎さんとの共演経験のある黒沢さんは、
「話題の佐藤浩市」
というタイトルのブログエントリーの中で、
「世の中いろんな人がいるからこそ、面白いし、楽しい。思想もそう...」
と前置きしつつ、
「今回の佐藤君の安倍総理に対すると思われる揶揄とも取られる発言は、まだ彼が若い部分があるという事で許してやって下さい」
「言論も色々あっていいじゃないですか」
といまだ止まない佐藤さんへの批判に対して、寛容な心を持ってほしいと、諭すようにコメントした。
この騒動を巡っては作家の百田尚樹さん(63)が佐藤さんをツイッターで痛烈に批判しているが、百田さんについて黒沢さんは、
「作家の百田尚樹さん、僕は貴方の本のフアンです」
「佐藤君を大目に見てやって下さい...」
とふたりを仲介するような言葉をつづる一幕も。また、安倍首相についても
「各国から安倍総理は信頼されていると思います」と評価し、その上で、
「そんな安倍総理は、佐藤君の、小馬鹿にしたと、取られ易い言葉等何とも思っていないと思います」
「それにしても、世界各国を見て来た僕から見て、日本は最高の国です」
と持論を呈していた。