年末恒例イベントとなっている「今年の漢字」。
毎年12月12日、京都・清水寺の舞台で揮毫(きごう=文字や書画を書くこと)により、発表している。
なんで「12月12日」なの?
「今年の漢字」は、公益財団法人・日本漢字能力検定協会(以下、漢検)が「その年の世相を表す"漢字一字"」を募集したことに端を発する。1995年より開催され、2018年で24回目。今や「年末の風物詩」と言っても過言ではない。
ところで、なんで「12月12日」なのだろう? 主催する漢検に聞いてみた。
「当協会は、漢字の普及・啓蒙活動の一環として、日本国民に奥深い感じと日本文化を継承する目的で、12月12日を『漢字の日』と制定いたしました。12月12日は、語呂合わせで『いい字、一字』ということで、日本人1人1人が毎年、『いい字』を少なくとも『一字』覚えてほしい、という願いを込めています」
また
「京都・清水寺の森清範(せいはん)貫主(かんす)による揮毫、1年間の出来事を清めるとともに、明るい新年となるよう、願いを込めて奉納いたします」
ということである。
ところで、漢字と言えば、我々、ネットニュース記者も毎日のように扱っている。そこで、編集部記者に「今年の漢字」を予想してもらった。