「本人よりも正確なんだね、こっちの方がね」
さらにダルビッシュ選手は、「常に『あくまで読唇術で本当に本人が言っているかはわかりません』みたいなのをテロップで出しておかないと信じてしまう人多いと思います」と指摘。その上で、
「言ってないような事を言ったように放送してたら新聞とかでよくある偽造記事となんら変わらないと思うんですよね」
との苦言を呈した。続くツイートでは、「これは結構大きな問題だと思うんですよね。 勘違いしてしまっている人も実際多いです」とも訴えていた。
こうしたダルビッシュ選手の訴えをめぐり、ツイッターやネット掲示板では、
「え?これって、本人に確認しないんですか?」
「こういうのを捏造される方はたまったものじゃないだろうなあ」
「本人に確認とってないのは問題やろ 捏造し放題やん」
など、番組に批判的な意見が相次いで出ることになった。一方で、10年以上前に自分が何を発したのかを正確に覚えていられるのかとして、
「そんな昔のこと一字一句覚えてるやつおるか?」
「10年以上前の事で、本人が勘違いしてる可能性も」
と疑問視する向きもある。
なお、今回の「キリトルTV」の放送で取り上げられたシーンについては、過去にダルビッシュ選手本人もツイッターで言及している。16年7月17日の投稿で、最後の打席で何を叫んだのかについて、「『ほんまにこれで終わりかよー』だったはず」と明かしていたのだ。
番組でも、ダルビッシュ選手のこの呟きは紹介されたが、ナレーションは「キリトルTVの推測ではこうなりました」と説明。これに番組MCを務めるお笑いコンビ「アンタッチャブル」の山崎弘也さんは、
「本人よりも正確なんだね、こっちの方がね」
とコメントしていた。