東京都の小池百合子知事は2017年4月7日の定例会見で、小池氏に対する支持率が74%だったとする朝日新聞の世論調査の結果について「驚き」だったと述べた。とりわけ、小池氏と対立している自民党の支持者の78%が小池氏を支持しているという点について、「これも大変驚いた」と話し、理由を
「非常に、流れが知事選の時と変わっていないのが驚き」
と解説。16年7月の都知事選投票時の出口調査から支持の勢いが衰えていないことに自信を見せた。この調査では、小池氏が率いる地域政党「都民ファーストの会」が単独過半数を占めた方がいいかを問う質問で、回答は「占めた方がよい」「占めない方がよい」がそれぞれ41%で並んでいる。この点について、小池氏は
「どちらも高い数字だったのを、参考にしたい」
と述べるにとどめた。
調査は朝日新聞社が4月1~2日にかけて東京都内の有権者を対象に行い、1017人から有効回答を得た。